くもり空の下で……

アルコールとギャンブル。依存症からの回復と成長を目指しながらの日々の雑感を発信。趣味の渓流釣りなども公開しています。

3年……

2019-05-27 21:01:05 | 日記


先日、仕事中に取引先である老人ホームにお邪魔していた時、こんなことがありました。



「あの、仕事とはまったく関係ありませんが、チョットお話しさせていただいてもよろしいですか?」



私にそう声をかけてきた女性がいました。
見たところ私よりも5~7歳ぐらい歳下に見えるけれど、名前すら知らないその女性。今までに何度か会ってはいるけれど、これまで挨拶程度の会話ぐらいしかしたことがありませんでした。



…………なんだ、なんだ?

もしかして、とうとう来ちゃった、これって?





あらぬ期待に胸を膨らませながら、

「はい、なんでしょうか?」


そう応えた私。




女性:
「実は私…………

○○教という集まりに参加していたりするのですが、もし宜しければこの近くで週に1度程度の集まりがあるので、良かったら参加してみませんか?」






……………おいおい、
な、なんだよ、
やっぱしそっち系なのね(;´д`)








私:
「あー、すみません。
私は無宗教なものですから、申し訳ありませんがそういった集まり等には参加するつもりはありません。
ご免なさい。」




そう私が答えると、その女性は、




女性:
「そうですか…………
ご、ごめんなさい、お仕事中に。
また、もし興味があればいつでも声をかけてください。」






そう言って、その女性は足早にその場を去っていった。







◆◆◆◆◆







夕方、会社に戻り、その出来事を同僚や社長などに話してみたところ、

社長:
「仕事中にけしからん話ですね。災難でしたね。」、
同僚:
「うわ、マジで最悪ッスね、それ。」
…………というような返事が返ってきた。



確かに、仕事中にそういった勧誘じみたことをするのは私としても、いかがなものかと思う。

だが、
私自身も一応は無宗教ではあるけれど、"自分を超えた大きな力"であるAAやGAといったチョット宗教チックな集まり、自助グループに通ってきたからこそ、今こうして仕事も出来て、好きなこともしていられるのかもしれない。





そう思うとなんだか複雑な想いだった。。。






◆◆◆◆◆







先日、久しぶりにAAミーティングに行ってきました。


約4ヶ月ぶりに。



会場のドアを久しぶりに開けた。

良いのか悪いのか分からないけれど、メンバーは減ってもいなければ、増えてもいませんでした。
前回私が出席した4ヶ月前と変わらない顔ぶれ。



仲間は普段通りに私に接してくれました。




「ミーティングにはちゃんと出席するように!」……などと強制する仲間は勿論居ません。
自分が行きたくなった時に、いつでも参加が可能。
それがAA(アルコホーリクス・アノニマス)、GA(ギャンブラーズ・アノニマス)という、チョット宗教チックな自助グループ。




私はこの4ヶ月の間、敢えてミーティングの場を離れた。

今までにもミーティングから離れることは度々あったけれど、4ヶ月もの間欠席することなど無かった。



敢えてミーティングの場を離れた理由、それは「酒とギャンブル」という囚われから、自らを開放したかった。


なぜミーティングに行くのか?

ミーティングに通うこと、それは「酒とギャンブルを絶って生きてゆくための手段」であり、私の中ではそれ以上のものでも、それ以下のものでもありません。



しかし、
いつの間にか、ミーティングに通い続けていることにより、いつまで経っても"酒とギャンブル"という囚われから開放されることなく、いつまで経っても酒とギャンブルという物に拘り(こだわり)続けている自分自身に違和感を感じていました。





現在、(一応)私のホームであるグループには約7~10名ほどの仲間がミーティングに参加しております。
面子はあまり変わっていませんでした。



私のスポンサーは、かつてこのグループに並々ならぬ情熱を注ぎ、このグループを作った人でした。
しかし、今から1年半前にスリップ、彼はこの1年半ミーティングに出席してきてはおりません。





どんなにグループに情熱を注ぎこんだとしても、誰にでもスリップの危険はあるということです。







ミーティング会場を去る間際、気の置けない仲間に言われました。






「来週も待ってるからね。」



…………と。





その仲間は笑いながら、冷やかし半分で言ったつもりだろうけれど、なんとなく私の心に"グサッ"と刺さりました。






これから先………
私はミーティングにいつまで通うのかは、自分でも分かりません。







どんなに、
「あれは無かったことにしよう」……と思ってみても、過去の出来事を無かったことにはできない。







でも、
愚かだった自分を振り返り、新たな自分を作っていくことなら誰にだってできる。








酒を断ち、一切のギャンブルから足を洗って3年。







この先………
いつまで続けられるのか分かりませんが、









"今日一日"






だけは"飲まない、賭けない"


それを積み重ねていくだけです。









そして、明日へと。













5月……真夏日。

2019-05-26 15:49:34 | 日記




あちぃ(;´д`)







やっぱ、こう暑い日が続くと、





「よし、釣りに行こう!」






………って言うより、









「エアコンガンガンのパチンコ屋へGO!!」







とか、







「ガンガンクーラー効かせた部屋でビール🍺(>_<)」




とか…………






って考えちゃったりもしますわね。






まぁ、行きませんけどね。








それにしても暑いッス💦💦









まだ5月だっちゅーのに気温32℃………って(-_-)









と言いつつも、休日には釣り以外とくにやることもないので、海へ、川へとソコソコ行ってはいるんです。



ま、大して釣れてもいませんが…………






気合いを入れて早起き。

いつしかそれは魚の時合いを逃さないためではなく、他のアングラーよりも早くポイントへ入るためになってきてしまっている。

ま、昨今のルアーフィッシング人気は今に始まったわけではないけれど、魚とのファイト以前に別の戦いが始まっているような、そんな渓流にやる気が萎えてしまうこともしばしば…………





魚の活性はボチボチ上がってくる季節。しかし私の活性は下降傾向。







だけど、
たまには友との釣行を楽しんだり、





夜に一人、海に出掛けたり、






柄にもなく花を愛でたりと、







日々、楽しいことを模索しております。









さて、今週はどこへ行きましょうかね。



五月の風(後編)

2019-05-12 12:29:31 | 釣行記




前編と後編、わざわざ2部に分けるほどの話ではないけれど、実は昨夜、帰宅してからブログを書いていたら、あまりの睡魔に襲われたので執筆を中断、爆睡😪💣💤

私は今までの釣行、いや、釣行に限らずこのブログに記しているすべての事柄については、なるべくその日のうちに書いておくようにしています。

いつ、どこで、なにが、どのように、5w1h?だったかな?
まぁ、なるべく記憶が鮮明なうちに記しておこうと思うわけです。







◆◆◆つづきから◆◆◆




漁港、サーフと、夜中から早朝にかけての部ではあまりいい釣果はなかったけれど、本日遠征してきた目的は海釣りの他にもあった。

私は普段より内陸部に生息しているため、釣りといえば川ばかり。
私に限らず地元アングラーはルアー、フライ、餌、それぞれ違いはあれどほぼほぼ川釣りをメインとしている人が圧倒的に多い。


だが今回遠征してきたこの隣県は港町。釣りといえば、ほとんどの方々は海へ出掛けている。
以前、この町の小さな釣具屋に立ち寄り、不足していた渓流用のミノー(蝦夷)を買い足そうと思ったことがあった。
しかし、その店には蝦夷どころか、ダイワ、シマノ、スミスD-コンといったメジャールアーですらあまり置いてはなく、渓流ルアーのコーナーは店の端に細々としているような店だった。
60代ぐらいの人の良さそうな店主がレジに居たのでチョット聞いてみることにした。





私:
「すいません。渓流用のミノーが欲しいんですけど、置いてあるのはこれだけですかね?」



店主:
「えーっと、川用のルアー?
ウチに置いてあるのはそこだけだね。

なに、兄さんは川かい?
そりゃ悪いけど兄さんの地元の店に行ってもらったほうがいいと思うよ。
いやねー、ここらの人たちは川釣りするような人はあまり居ないもんだからねー。
ま、アユは別だけどね。」




私:
「ハハ、
で、ですよね💧」




…………何年か前、この店の近くにある川へ入ってみた。漁協が管理している川でもなく、放流が行われているような様子もないのに、短時間の間にボコボコとイワナやヤマメが釣れたことがあった。
人的プレッシャーも私が暮らしている地域とはまったく違う。




今回も海がもしダメだったらあの川へ行こうと決めていた。






◆◆◆AM8:00◆◆◆



目的だった川に到着するも、川の様子を見て愕然…………

「ガンガン」

想像以上に雪代が流入していて水量が平水時の倍ぐらいある。
水も手を10秒も入れてはいられないほど冷たい。



「ムリだ、これじゃ………」




目的の川を諦め、暫くまた車を走らせ別の川へ。






◆◆◆AM9:00◆◆◆






第二希望の川へようやく到着。かなり濁ってはいるけれど、魚がルアーを認識できないほどの濁りではない。
水量は平水時よりも若干多いが問題のないレベル。

問題は水温…………

計ってみると水温は6℃
この時期としてはかなり冷たい。

暫くアップクロスで探ってみたが、水深のある良い場所であってもチェイスしてくる魚の姿はまったく見られない…………





だが、ここには間違いなく魚がいるはず。



そう信じ、いかにも着いていそうなポイントにキャストを繰り返すこと10回目ぐらい。




ドーンと出てくれたのは……
やっぱしイワナちゃん。


31cm


ヒットルアーはimaのイッセン。


やっぱり水温が低いせいか、魚の活性はイマイチ…………



でも、コンディションの良い元気な魚が多い川でした。

2本め、28cm
腹がパンパン、蛙でも飲み込んでんのか?



数はあまり出なかったけれど、フレッシュな渓魚に遊んでもらえました。





帰りに某漁港の堤防でボケーっと。





時折吹いてくる潮風が心地いい。


クーラーもいらない、ヒーターもいらない、この季節の風が好きだ。

不意にあくびが出る。
そういえば一睡もしていなかったな………
眠いわけだ。。。




「帰るか…」






心地いい風を感じながら、帰路へ向けて再び車を走らせた。





★タックル
ロッド: メジャークラフト ファインテールFTS-B4102UL
リール: シマノ 17カルカッタコンクエストBFS-HG

ライン: PE0.6+フロロ5lb

ルアー: ima イッセン45s、イトウクラフト Bowie50s、自作ハンドメイド50s






五月の風(前編)

2019-05-11 20:23:52 | 釣行記



………毎年毎年、時代が変わろうが私の行動パターンに変化はなく、歳を積み重ねながら、なんだかんだありながらも、毎年同じような行動を繰り返している自分自身に気づく。
変わったことと言えば、以前は平気で歩けていたテトラが、今では恐る恐るしか歩けなくなっていることと、遠征するたびに疲れが抜けにくくなっていることぐらい(苦笑)




五月、第二週。
自分で書いたブログを読み返してみると、昨年もこの季節には海へ出掛けていた。
この季節になると不思議と海風が恋しくなる。青物も接岸し、普段相手をしてもらっている渓流魚とはまた違った強烈な引きを堪能させてくれる。

ライトショアジギング。






深夜1時……
某漁港へ到着。


昨年は大アジフィーバーの年だったので、連日深夜であってもごった返していたこの漁港。あまりの人だかりだった為、昨年私は釣りを諦め、明け方まで車で仮眠していた😪💤💤

しかし、今年はどういう訳か、人もまばらで静まり返っていたこの漁港。
私としては嬉しい限りではあるけれど、釣り人の姿が少ないということは、それだけきっと今年は状況があまり芳しくないのだろう………




6fのロッド。2000番のスピニングリールにラインはナイロン4lb。
ジグヘッドにワームをセットし、静まり返った漁港の湾内に向けてキャストしてみる。

一旦ボトムをとってから、小刻みなリフト&フォール。
暗闇の中、ロッドティップとリールのハンドルに神経を集中させる。




「コツコツ!」



……と小気味いいバイト。

あまり強く合わせてしまうと口が切れてしまう。
(本日はそれで2回バラシてしまいました
(-_-)💧)


小振りだけどアジGET!



初めてアジングにチャレンジしてみたけれど、これはなかなか楽しい。
暗闇の中、突然くるバイトに神経を集中しながらリトリーブ。
いつの間にか時刻はAM3:00を回っていた。


数匹程度しか釣れなかったけれど、また日を改めてチャレンジしてみたい。







◆◆◆AM4:30◆◆◆






場所とタックルを変えて、サーフにてライトショアジギング。
周りには10名前後のアングラーの姿が見える。

ここからの朝陽も久しぶりに見た。


狙いはイナダとサゴシ。
10fのロッドで30g前後のメタルジグをフルキャスト。


勝負は短時間勝負。
群れが近くに来ていなければ、いくらキャストを繰り返しても意味がない。


開始してからまだ数投め、さほど強くない当たりがあった。
青物特有のグングンと首を振るような引きはなく、リトリーブしてみるとスルリスルリと浜まで寄ってくる。



波打ち際の浜へロッドのバワーでずり上げてみると、なんとヒラメだった。
嬉しい珍客。






………………その後約1時間ほどジグを投げまくってみたけれど、本日はイナダもサゴシも留守の様子。
撤収。





◆◆◆AM7:30◆◆◆



海水に浸かっていたウェーダーを真水で洗い流すにはやっぱり川に限る。
抜群のロケーション。









後編へつづく………