210706 消えたワクチン9千万回分
自治体を半ば脅してまで接種促進をプッシュしていた政府からのワクチン供給が滞り始めています。 なぜそんなことになるのか?
【追加参考】by管理人
モデルナワクチン、6月末までの供給6割減 減少分は9月末までに
毎日新聞 2021/7/6 14:24(最終更新 7/6 14:31) 303文字
河野太郎行政改革担当相は6日、新型コロナウイルスのモデルナ社製ワクチンについて、日本への6月末まで(第2四半期)の供給量が当初計画の4000万回分から1370万回分へ約6割減っていたと明らかにした。河野氏は「モデルナに対する世界的需要が非常に厳しい中で、モデルナ社と協議の上で決めた」と説明した。計画が変更された時期は「正確には覚えていないが、ゴールデンウイーク前くらいじゃないか」とした。
一方で河野氏は、当初計画の減少分は9月末までの第3四半期に供給されるとの見通しを示し、「9月末までに5000万回分」という計画全体には影響しないと強調。職域接種が遅れている現状との関連性は「全くない」と否定した
【参考】河野氏の7/6の説明
ファイザーワクチン “9月まで2週間ごとに1万箱配分”河野大臣
ファイザーのワクチンについて、河野規制改革担当大臣は、記者会見で、今月から9月までの間、2週間ごとに1万箱、回数にして、およそ1170万回分を自治体に配分するとしたうえで、一定の在庫がある場合は配分量を減らす方針を示しました。
河野大臣は「自治体が先々までの見通しを持って接種計画を立てられるようになり、個別接種をやっているクリニックなども、割り当て量が、かなり事前に分かるようになると思う」と述べました。
一方、9月末までに5000万回分の供給を受けることになっているモデルナのワクチンについて「当初は、先月末までに4000万回分となっていたが、先月末までに供給を受けたのは1370万回分になった」と述べました。
【モデルナ】
6月末まで 4000万回 →減少して 1370万回
9月末まで 1000万回
減少分を補充して9月末まで合計で5000万回分の契約は変更なし
塩野義、ワクチン6000万人分 年内にも生産体制 新型コロナ
配信
ロイター「韓国がファイザー・モデルナとワクチン生産協議…10億回分の生産能力備える」
韓国がファイザーとモデルナなどメッセンジャーRNA(mRNA)方式の新型コロナウイルスワクチンメーカーとワクチンの国内生産案を協議しているとロイター通信が5日に報道した。
合意に至る場合、北米と欧州に比べて遅れを取っていたアジア地域の新型コロナウイルスワクチン供給状況を改善するのに役立つものとみられる。
ロイター通信はこの日、ソウル発で韓国政府当局者の話として韓国が最大10億回分のワクチンを生産できる能力を備えているとし、合意に達すればグローバルワクチンハブになるという韓国の目標に一歩近づくことになるだろうと伝えた。
これに先立ち韓国はアストラゼネカ、ノババックス、スプートニクVなどウイルスベクター方式の新型コロナウイルスワクチン3種を韓国国内で生産する契約を締結しており、モデルナとワクチンを充填包装する契約を結んでいる。
保健福祉部のイ・ガンホ保健産業政策局長はロイターとのインタビューで「mRNAワクチンの国内生産に向け大手製薬会社と随時協議してきた」と話した。 彼は「mRNAワクチンメーカーはファイザー、モデルナ、キュアバック、ビオンテックなど極めて一部にすぎず、世界的な需要を満たす生産量に限界がある。韓国が熟練した人的資源と施設を提供することにより一助になりたい」と説明した。
韓国政府と製薬会社間の交渉がどれだけ進展し、合意がいつ妥結するかは現在のところ明らかでない。ロイターは関連の質問にビオンテックは回答を避け、モデルナとキュアバックは答えなかったと伝えた。
河野大臣「8月9月のワクチン供給」今月と同ペースで配分表明
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