メンタルを病まない7つの方法【精神科医・樺沢紫苑】
162,395 回視聴 2023/01/07
(文字おこし) by管理人
1.やれることをやれる範囲でやっていく→逆はやれないことを無理していく。
やっていくと疲れてストレスが溜まる。長期的にやると耐えきれなくなってメンタルを病む。
100の力のところ80ぐらいの力で余力を持って仕事や日常生活をこなせばラク。メンタルは病まない。
2.ぼちぼちでいい。
平均くらいでいい。仕事も70点~80点の成果でいい。100点じゃないとダメという考えがあなたを疲れさせメンタルを病ませる。
「70点~80点でオッケー。たまに90点~100点が出たら最高。最初から100点をめざせば80点だと毎度落ち込む。だから目標を高く設定しない。普通だと喜べばいい。そうすればストレスはものすごく減ってくる。「目標や夢は高く持とう」は、子供のころから言われている大きな嘘。ぼちぼちでいい。大変なことがあったわけでもなく大きな失敗もなく心が傷つく出来事があったわけでもなくよかったわ、というぼちぼちの日常が最高と気づく。
3.一人で抱えない。
ガス抜きをしようと同じで、困ったことがったら初期のうちに人に相談しよう。辛いことの弱音を吐く。
仕事で困ったら先輩や上司に相談してみる。ことが大きくならないうちにちょっと相談してみる。そうしていくと大きなトラブルや失敗が起きにくくなる。一人で抱えるので後で大変なことになる。一人で抱えない。他人の力を借りる。一人の人間が出来ることには限界がある。一人で頑張ると無理してしまう。
4.(樺沢氏は数を間違えて5にしている。以後正しい順で数えます)
自分を責めない。自分を許す。
多くの人は失敗すると「なんであの時〇〇しなかったんだ」と自分を責める。自分を責めることでストレスが膨れ上がる。しょうがないと流せば少しのストレスで済む。
「どうしてあの時こうしなかったんだ」と自分で自分をポカポカ殴るのと同じなのでストレスが増えてしまう。ストレスを自分で作っている。スルーすればストレスは流せる。
過去に囚われてイヤな記憶や感情を思い出し自分でストレスを何倍にも増やすのがメンタルを病む人の特徴。他人から攻められるのは防げないが、自分で自分を責めるのはやめられる。
責めないでフィードバックはして、事実関係を鑑みて、なぜ失敗したのかうまくいかなかった原因を分析する。修正の振り返りは重要。
感情的にひっぱっていって感情的になることはも何の意味もないので受け流す。
事実は受け止めて感情は流す。
5悩みが小さいうちに相談する。
ガス抜きと同じなのだが、悩みが大きくなってから相談する人が多い。
メンタル疾患も同じで3か月前に病院に来ればスグ治った人も酷くなってからくるので何年も治らない。
悩みが大きくなってからどうしょうもなくなってから相談するので、仕事でも遅く相談するので何も対応ができなくなる。
少しつまずいた段階で人の力を借りれば軽く乗り越えられる。何か月も経ってから相談するのでどうにもならない状態になる。出来るだけ軽いうちに相談する。
普段の雑談の中で話せる関係を作る。友達とも困っていることを気楽に話せる関係を築く。
ストレスや悩みが大きく膨れ上がることはない。
悩みが大きくなってから相談するので相談しても解決できない状態になる。初期の状態であればどのような問題も対応できるし解消できる。
6.睡眠をとる。睡眠を削らない。
メンタル的に疲れている人ほど睡眠時間が短くなる。
眠れなくなることもあるが、嫌なことを抱えているので夜中までゲームなどをして睡眠を削る。テレビドラマを見たり、あるいは友達と飲みに行って睡眠を削る。
睡眠とは脳やメンタルの回復です。7~8時間も眠ればストレスやメンタルはかなり改善する。
メンタルを病んでいる人はなぜか睡眠を削り悩みやストレスがどんどん増殖する。
十分な睡眠をとれば悩みやストレスはどんどん小さくなる。
睡眠時間を削ると悩みをぬいていく機能が破綻する。悩みやストレスが大きくなってばーんと爆発する。メンタルを病んでしまう。
睡眠を十分にとっていればそんなにおかしなことにならない。
いろいろ疲れやストレスが溜まり仕事が大変になってくると布団に入っていても眠れなくなる。
悩みが大きくなる前に相談する。そんなことが必要になってくる。
(了)