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武漢入りのWHO調査団、検疫終了 注目のコロナ起源調査開始へ
【1月28日 AFP】新型コロナウイルスの起源調査のため、中国・武漢(Wuhan)入りしている世界保健機関(WHO)の調査団が28日、2週間の検疫期間を終えた。国際社会が注目する調査を開始する。
今月14日、2019年末に同ウイルスへの集団感染が初めて確認された武漢に到着した調査団は、28日まで隔離されていた。
報道陣が待ち構える中、マスクを着けた調査団は検疫施設からホテルに移動するためのバスに乗り込んだ。ただ現時点では、具体的にいつ、どこから調査が始まるのかは明かされていない。
新型コロナウイルスの起源はコウモリで、最初に感染が広がったのは、野生動物が食用として売買されていた武漢の生鮮市場からと考えられている。
WHOは、これまでに200万人超の犠牲者を出したこの新型ウイルスをめぐる今回の調査について、動物から人へ感染した経緯を科学的に解明することだけが目的だと強調している。(c)AFP/Leo RAMIREZ / Hector RETAMAL
ムラピ山が噴火、3キロ先にも高温の灰 インドネシア
【1月28日 AFP】世界で最も活発な火山の一つ、インドネシアのムラピ山(Mount Merapi)が27日に噴火し、巨大な噴煙が火口から流れ出た。
文化的中心地のジョクジャカルタ(Yogyakarta)近くに位置するムラピ山からは、高温の火山灰が1日で30回以上噴出された。地質総局(GA)によれば、山頂から3キロ離れた地点でも灰が確認された。