大嘗宮、かやぶき屋根に=自民議連、菅官房長官に要請
天皇陛下の即位に伴う皇室儀式「大嘗祭」を行う大嘗宮をめぐり、自民党の「茅葺(かやぶ)き文化伝承議員連盟」会長の山口俊一衆院議員らは30日、菅義偉官房長官を首相官邸に訪ね、屋根材を板ぶきから伝統的なかやぶきに変更するよう要請した。
山口氏は「かやぶきによる大嘗宮造営を絶えさせることは、わが国の伝統・文化に取り返しのつかない後悔をもたらす」と指摘し、平成の即位時に準拠して主要殿をかやぶきにするよう再検討を求めた。菅氏は「検討する」と答えた。
最終更新:8/30(金) 15:14