2019年に当時小学1年の小倉美咲さん(千葉県成田市)が行方不明になった山梨県道志村のキャンプ場近くの山中で先月発見された骨について、県警は1日、司法解剖の結果、九つが人骨の一部と特定されたと明らかにした。可能なものはDNA鑑定を行い、身元の特定を進める。
県警によると、人骨は左右のあばらと右腕、右脚、右肩、腰、骨盤、手指の骨。
九つの骨のうち六つは先月26日から31日にかけて、かれ沢で見つかった。残りは数ミリ程度で、先月4日に発見されたハイネックシャツの中にあった。
これまで沢の近くで発見された右肩と右腕、左脚の骨は鑑定の結果、美咲さんとDNA型が一致している。