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沖縄戦の悲惨さや、私たちが現在享受している平和に思い…両陛下の沖縄訪問ご感想 2022/10/22 23:32  読売新聞 

2022年10月23日 09時06分12秒 | 皇室

沖縄戦の悲惨さや、私たちが現在享受している平和に思い…両陛下の沖縄訪問ご感想

 宮内庁が22日に公表した天皇、皇后両陛下の沖縄訪問の感想は次の通り。

 

 美ら島おきなわ文化祭2022に出席のため、(天皇陛下は)12年ぶりに、また2人そろってでは25年ぶりに沖縄県を訪れることができたことをうれしく思います。

 戦没者墓苑については、我が国で唯一の激しい地上戦が行われた沖縄の人々の苦難を思い、犠牲となられた方々のご 冥福めいふく をお祈りしました。その後、ご遺族の方々のお話を直接伺い、それぞれの方の悲しみとご苦労を思いました。

戦没者の名が刻まれた「平和の礎」をご覧になる天皇、皇后両陛下(22日午後、沖縄県糸満市の平和祈念公園で)=中島一尊撮影
戦没者の名が刻まれた「平和の礎」をご覧になる天皇、皇后両陛下(22日午後、沖縄県糸満市の平和祈念公園で)=中島一尊撮影
沖縄戦の証言本をご覧になる天皇、皇后両陛下(22日午後、沖縄県糸満市の県平和祈念資料館で)=田中勝美撮影
沖縄戦の証言本をご覧になる天皇、皇后両陛下(22日午後、沖縄県糸満市の県平和祈念資料館で)=田中勝美撮影

 平和の礎については、地域や国籍を問わず、沖縄戦で亡くなられたすべての人々の名前を刻み、今も毎年新たな名前が刻まれていることに感慨を新たにしました。そして、静かに燃える平和の火の前にたち、青く広がる太平洋を望みながら沖縄戦の悲惨さや私たちが現在享受している平和のありがたさを思い、改めて平和の大切さを心に刻みました

平和祈念資料館については 凄惨せいさん な沖縄戦の様子や、当時の人々の苦難がよくわかりました。こうした資料を収集し、後世に伝えようとしてきた方々の努力にも敬意を表したいと思います。

また、このあたり一帯が平和を祈念する公園として、美しく整備されてきていることにも感銘を受けました。玉城知事からの県勢の概要については、沖縄県の現在取り組んでいる諸施策について、理解を深めることができました。

 ホテルにおけるご懇談ついては、沖縄復帰50周年の記念式典に出席された方々とお会いし、それぞれの方の思いや経験を直接伺うことができ、うれしく思いました。

 また以前、平成28年、東宮御所に来てくれた豆記者の皆さんと再会でき、皆さんが立派に成長されていることをとてもうれしく思いました。

 本年は沖縄の本土復帰から50周年ということもあり、沖縄復帰50周年記念式典、東京国立博物館や国立公文書館での特別展など沖縄の歴史や文化に接する機会がありました。

今回、沖縄県を実際に訪れることで理解をより深めることができればと思っています。明日の美ら島おきなわ文化祭2022の開会式・オープニングフェスティバルを楽しみにしています。新型コロナウイルスの感染症防止対策に気を配りながら準備してこられた多くの関係者、私たちを温かく迎えていただいた多くの県民の皆さんに心から感謝いたします。

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