『野党に朗報?自民の壮絶な河野潰し』 ◆2転3転する戦いの構図 ◆河野太郎の変節がキーワード ◆河野叩きで逆に河野への信頼が生まれるというパラドックス ◆左無視でOKだった河野にリベラル聖子出馬の誤算
『野党に朗報?自民の壮絶な河野潰し』 ◆2転3転する戦いの構図 ◆河野太郎の変節がキーワード ◆河野叩きで逆に河野への信頼が生まれるというパラドックス ◆左無視でOKだった河野にリベラル聖子出馬の誤算
2021/9/17
自民党総裁選が告示されました。 4候補の争いになりましたが、当初、安倍麻生に支えられる菅氏と戦う「英雄」となった岸田氏が、菅氏不出馬が決まると、一転して安倍麻生にすり寄り。 安倍氏は、右翼層、右翼経営者を束ねるため高市氏を支持しましたが、これが予想外の健闘。泡沫から一気に2位を狙う位置に。
岸田氏、高市氏よりもリベラル寄りの河野氏は、左の票は何もしなくても自分が総取りと考えて、右にシフト。 石破氏が河野氏に乗り、小泉氏も加わったことで、自民党の人気3兄弟が結集。圧勝ムードも出ていました。
しかし、最後の最後に野田聖子氏が出馬。票が割れて、決選投票の可能性が出てきました。河野氏がかなり票を取られるという見方も出ています。
岸田氏または高市氏が勝てば、野党はかなり有利な戦いになります。 河野氏の場合も、圧勝でなく、決選投票で辛勝となれば、フィーバは起こらず、野党にも勝機が出てきます。
自民党の総裁選ですが、その結果によって、野党の議席に天と地ほどの差が出る戦いです。最後まで注視して行きましょう。