統一会派見送り 両党執行部の求心力低下
毎日新聞2018年1月17日 21時25分(最終更新 1月17日 22時28分) https://mainichi.jp/articles/20180118/k00/00m/010/119000c
民進、希望両党による統一会派結成が当面実現しない見通しになった。民進は17日の両院議員総会で「理念や基本政策が違う」と異論が続出して了承が得られず、これを受けて希望も協議の打ち切りを決定。通常国会(22日召集)前の結成交渉が決裂した。結成に反対していた希望の参院議員の分党や民進党の分裂は回避されたが、立憲民主党を除く協議を先行させてきた両党執行部の求心力が低下するのは必至だ。
怒りあらわに!民進党と統一会派、決裂へー玉木雄一郎「希望の党」代表、定例会見2018 01 16
民進党・大塚耕平代表ぶらさがり記者会見2018年1月17日
立憲民主・枝野代表 民進衆院との統一会派検討 提案あれば
- 日経新聞 2018/1/17 23:32 https://www.nikkei.com/article/DGXMZO25824830X10C18A1000000/
立憲民主党の枝野幸男代表は17日夜、民進党の衆院会派「無所属の会」から統一会派の結成に向けた協議の提案があれば、前向きに検討する考えを示した。「何か提起があれば内容によっては党内議論を踏まえて、どう対応するか検討していきたい」と述べた。都内で記者団の質問に答えた。
17日の民進党の両院議員総会で、衆院での立憲民主党や希望の党との統一会派を巡る交渉の窓口は無所属の会が担うと確認した。民進党と希望の党との統一会派が頓挫したのを受け、岡田克也常任顧問が代表を務める無所属の会の中では、立憲民主党との結成を優先すべきだとの声が強まっている。