東京都は、11日、午後3時時点の速報値で都内で新たに335人が新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。
11日までの7日間平均は273.1人で、3日連続で増えました。3日連続は2月以降では初めてです。また、前の週との比較では101.5%で、わずかに増加しています。
これで都内で感染が確認されたのはあわせて11万4536人になりました。
一方、都の基準で集計した11日時点の重症の患者は、10日と同じ39人でした。
[ブラジリア 10日 ロイター] - ブラジル保健省は10日、新型コロナウイルス感染による1日当たりの死者数が過去最多の2286人だったと公表した。累計では27万0656人となり、米国に次いで世界で2番目に多い。
過去24時間に確認された新規感染者は7万9876人、累計は1120万人超となった。
世界保健機関(WHO)の米州事務局である汎米保健機構(PAHO)は10日、ブラジルの感染状況は、P1と呼ばれるより感染力の強い新たな変異株により加速しており、懸念される状況と分析。現状よりはるかに強い公衆衛生措置の実施を求めた。
PAHOのエティエンヌ事務局長は、会見で「ブラジルの状況を懸念している。過去に流行が広がった地域も新たな感染にさらされており、現状は拡大再燃の脅威を改めて警告している」と述べた。
ブラジルでは、ワクチン接種のペースが鈍い中、感染者と死者数が大幅に増加している。
サンパウロ州政府は記者会見で、中国シノバック・バイオテック(科興控股生物技術)SVA.Oが開発したワクチンは、P1変異株に対して有効とするロイターの報道を確認した。
ボルソナロ大統領は8日、米ファイザーPFE.N幹部らとのビデオ会議に個人的に参加し、同社のワクチンを購入することで口頭で合意した。
コロナ英変異株、致死率は従来株の1.6倍 論文
【3月11日 AFP】英国で最初に確認され世界に広がった新型コロナウイルスの変異株は、致死率が従来株に比べ64%高いとする論文が10日、英医学誌ブリティッシュ・メディカル・ジャーナル(BMJ)に発表された。
英エクセター大学(University of Exeter)などの研究チームは、英国で昨年10月から今年1月までの期間に病院以外の検査所や自宅で新型コロナウイルス検査を受けて陽性になった約5万5000人について、28日間にわたり追跡調査を実施。年齢や性別、人種などの要素を考慮した上で、データを比較した。(後略)