東京都は11日、都内で新たに4200人が新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。水曜日としてはこれまでで最も多くなり、感染の急激な拡大が続いています。
一方、都の基準で集計した11日時点の重症の患者は10日より21人増えて197人となりました。
10日に続いて過去最多を更新し、重症患者の増加が止まりません。
都が、現在確保している重症患者用の病床の使用率は50%を超えて50.3%になりました。
【速報】東京4200人の感染発表 重症者は197人で過去最多
自宅療養中の死者数、厚労省「把握していない」
配信 朝日新聞
【写真】血中酸素飽和度を測るパルスオキシメーター 合同会議で、厚労省担当者は、自宅療養での死者数について「把握できていないケースがたくさんあり、網羅的には把握していない」と述べた。自治体側による集計システム「HER―SYS(ハーシス)」への入力作業が遅れている上に、急増する感染者への対応に自治体が追われているため、「さらに遅れるという傾向にある」という。
田村憲久厚労相が5日の閉会中審査で「肺炎症状のある人は、原則入院」と答弁した点について、方針通りに患者が入院できているのかと問われると、厚労省は「『そうだ』と答えられる材料を持ち合わせていない」とも述べた。
これに対し、立憲の長妻昭厚労部会長は、東京五輪のメディア関係者向けに借りられた150棟の民間ホテルについて、「空室になる可能性があるホテルを療養施設に転用してほしい」と要望した。内閣官房のオリパラ事務局は「組織委員会、東京都と早急に体制を考えたい」と応じた。
また、枝野幸男代表はこの日の執行役員会で、国有地に臨時の療養施設を作るべきだと提案した。 一方、政府の新型コロナウイルス分科会の尾身茂会長がロックダウン(都市封鎖)の法制化に向けた議論の必要性に言及したことを受け、福山哲郎幹事長は10日の会見で「法的検討はすべきだ」とした上で、「現行法のなかでやれる枠組みをどう考えるかも重要だ」と述べ、休業による補償や医療体制の充実を優先すべきだとの考えを示した。
都の街中PCR、予兆つかめず コロナ「第5波」(産経新聞) - Yahoo!ニュース
福岡県、感染者の入院待機所開設へ 病床逼迫に備え、酸素投与可能に
県関係者によると、酸素投与が可能な機器がある医療機関内に待機ステーションを設けることを軸に検討中という。受け入れ先が決まらない患者をいったん搬送し、待機後に入院先を決める。
服部知事は記者会見で「医療機関や専門家と協議を進めている。しっかり備えたい」と述べた。
(金子晋輔)
「事故に遭ったよう」 東京出張後にコロナ発症の男性 「特別なことしなくてもうつる」と警鐘/兵庫・丹波市
新型コロナウイルスの第5波の感染が拡大する中、同ウイルスに感染し、兵庫県丹波地域の病院に2週間入院、8月5日に退院した同県丹波市内の30代会社員男性に、発症から退院までの様子を聞いた。男性は、社用の東京出張から戻った後、調子を崩した。「都内では外食せず、ホテルでコンビニ飯。用心していた。どこでもらったのか分からず、事故に遭ったようなもの。首都圏では重症者以外は入院できないと言われている中、軽症で入院できたのは幸運だったが、2週間病室にいるのはつらかった」と話している。 東京は1泊。終日、東京本社の社員グループと過ごした。社内で発症した人はなかった。出張前、男性は、出勤のほかは、近所で買い物をする生活で、外食は控え、感染流行地域との行き来もしていなかった。東京で立ち寄ったのは、ホテル、コンビニ、ファストフード店。人がいるところでマスクを外したのは、帰りの新幹線乗車前の、客のまばらなファストフード店(店内でコーヒーを1杯飲んだ)と、新幹線の車内の喫煙コーナー(定員2人)ぐらいだった。 (後略)
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クラブや遊園地でワクチン接種、イギリスで若者へのアプローチ進む
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全国で新たに1万5759人感染確認 過去最多に 新型コロナ
配信 毎日新聞
東京都内のビル群。手前は東京都庁舎=東京都新宿区で2021年6月24日午前10時48分、本社ヘリから
新型コロナウイルスの感染者は11日、午後6時半現在の毎日新聞の集計で全国で新たに1万5759人確認された。
これまで最も多かった7日の1万5750人を上回り、過去最多となった。
(NHKは違う数字)↓