首相動静(9月26日)
2020年09月26日19時17分 jiji.com
午前7時45分、JR上野駅着。
午前8時、ひたち3号で同駅発。平沢勝栄復興相同行。
午前11時5分、JR大野駅着。内堀雅雄福島県知事ら出迎え。同8分、同駅発。
午前11時15分、福島県大熊、双葉両町の東京電力福島第1原発着。小早川智明東京電力ホールディングス社長ら出迎え。視察。平沢復興相、内堀福島県知事らと昼食。
午後1時11分、同所発。
午後1時24分、同県双葉町の「東日本大震災・原子力災害伝承館」着。自民党の菅家一郎、吉野正芳両衆院議員、高村昇館長ら出迎え。展示を視察。森雅子前法相同行。同44分、同所発。
午後2時29分、同県広野町の県立ふたば未来学園中学・高校着。自民党の上杉謙太郎衆院議員、柳沼英樹校長ら出迎え。生徒と懇談、記念撮影。
午後3時1分から同6分まで、報道各社のインタビュー。同7分、同所発。
午後3時53分、JRいわき駅着。同4時18分、ひたち22号で同駅発。
午後6時44分、JR東京駅着。同47分、同駅発。
午後6時59分、東京・赤坂の衆院議員宿舎着。
「全力で取り組みたい」菅総理 福島第一原発を視察(2020年9月26日)
菅首相が福島初訪問 汚染水処分「できるだけ早く方針」
菅原普
菅義偉首相は26日、就任後初めて、東日本大震災で被災した福島県を訪れた。東京電力福島第一原発にたまり続けている処理済み汚染水の処分方法を決める時期について視察後、記者団に問われたが「できるだけ早く政府として責任もって処分方針を決めたい」と述べるにとどめた。
経済産業省によると、菅氏が同原発に入るのは震災後初めて。廃炉となった1~4号機などを視察し、東電幹部らに「大変な作業だと思うが、安全、着実に行っていただきたい。国も今まで通り前面に出て全力で取り組んでいきたい」と話した。汚染水が入った容器を手渡され、希釈すれば飲めるとの説明を受けて、「飲んでもいいの?」と聞き返す場面もあった。
震災の教訓を伝えるため、20日に開館した「東日本大震災・原子力災害伝承館」と、震災後に開校した中高一貫校の県立ふたば未来学園も訪れた。
汚染水の処分方法は、海洋放出か大気放出の二つに絞られているが、地元でも意見が分かれている。首相は「政府の責任の下に丁寧に説明する中で決断、方針を決めていきたい」と語った。就任前の自民党総裁選の際には「最終的判断をもうする時期だ」との認識を示している。
16日の初閣議で決めた菅内閣の基本方針では、震災からの復興に関する記述がなかった。記者団に問われた首相は「福島の復興なくして東北の復興なし。東北の復興なくして日本再生なし。私の内閣の基本方針だ」と強調。全閣僚に同日渡した指示書にも記載があると説明した。(菅原普)