世界のコロナ死者100万人 9カ月足らず、感染3200万人超―AFP
2020年09月28日08時57分
AFP通信によれば、新型コロナウイルスによる世界の死者が日本時間28日、100万人を超えた。1月に中国で最初の死亡例が報告されてから9カ月足らず。米ジョンズ・ホプキンス大の集計では、累計感染者数は約3290万人に上り、感染拡大に依然歯止めはかかっていない。北半球ではこれから冬を迎え、インフルエンザとの同時流行を懸念する声が高まっている。
同大の集計によると、各国別の死者数は米国が20万人超で最多。ブラジル約14万1000人、インド約9万4000人、メキシコ約7万6000人、英国約4万2000人、イタリア約3万6000人と続く。27日時点で日本の死者数は1563人。感染者数に対する死者数の割合は低下傾向にあるが、死者が推計で年間25万~50万人ともいわれる季節性インフルエンザをしのぐペースで死者が増えている。
世界保健機関(WHO)で緊急事態対応を統括するマイク・ライアン氏は25日の記者会見で、ワクチン開発などで世界が協調して新型コロナに対応しなければ、死者が200万人に達する事態も「想像できるのみならず、その可能性は高い」と警告した
東京都で新たに78人感染 新型コロナ
- 2020/9/28 15:17 日経
東京都は28日、新型コロナウイルスの感染者が新たに78人確認されたと発表した。都内の感染者は累計2万5335人、重症者は3人減って26人となった。
年代別では20代の26人が最多で、30代の15人、40代の13人と続いた。重症化リスクが高いとされる60代以上の感染者は12人だった。
コロナ死者、世界で百万人近くに 米大学の集計、被害収束見通せず
国別の死者数は20万人を超えた米国が最も多く、次いでブラジルの約14万人。インドで9万5千人を上回り、メキシコが7万6千人、英国で4万2千人超となった。
WHOの9月20日時点の集計によると、過去1週間の死者の22%をインドが占めていた。