沖縄、新たに11人感染 10人超え11月5日以来【12月21日夕】
沖縄県は21日、新たに11人の新型コロナウイルス感染者を確認したと発表した。前週の同じ曜日に比べて7人増えた。新規感染者数が10人を超えるのは11月5日以来。累計感染者は93人と
なった。
米軍関係者は同日、新たに22人の感染が確認された。
県内の直近1週間の人口10万人当たり新規感染者は1.75人で全国3番目に多い。
【ワシントン、ニューヨーク時事】米疾病対策センター(CDC)は20日、全米で12~18日の1週間に新型コロナウイルス感染が判明した人に占める「オミクロン株」の割合が73.2%と推定するデータを公表した。一方、南部テキサス州ハリス郡の保健当局は20日、オミクロン株に感染していた男性が死亡したと明らかにした。
ハリス郡当局によると、死亡男性の年齢は50~60歳でワクチン未接種だったほか、基礎疾患もあったという。米ABCテレビは「全米で初めて確認されたオミクロン株による死者とみられる」と伝えた。
一方、CDCのデータによると、11日までの1週間の感染者にオミクロン株が占める割合の推定値は12.6%で、先週に入って感染の主流がデルタ株から逆転した可能性がある。感染者が急増しているニューヨーク州などを含む区域では92.0%がオミクロン株とみられるという。
また、首都ワシントンでは、バウザー市長が20日、新型コロナの感染再拡大を受けて緊急事態を宣言した。21日から来年1月31日まで屋内でのマスク着用を求め、市職員に対しワクチンや追加で打つ「ブースター」の接種を義務付ける。
バイデン大統領は21日、冬休み入りを前に国民向けに演説し、感染対策を呼び掛ける予定。これに関しサキ大統領報道官は、20日の記者会見で「ロックダウン(都市封鎖)に関する内容ではない」と述べた