山中先生の情報から
弱毒性ウイルスによる呼吸器感染症:その自然の摂理
2021.1.16 京都大学名誉教授 川村 孝
[ジュネーブ 21日 ロイター] - 米国立アレルギー感染症研究所のファウチ所長は21日、バイデン新政権が新型コロナウイルスワクチンの公平な供給を目的とした国際的な枠組み「COVAX」への参加を検討していることを明らかにした。WHO執行理事会のビデオ会議にワシントンから参加した。
WHOのテドロス事務局長はこれを歓迎し、「WHOにとっても、世界の保健事情にとってもいい日だ」と述べた。
ファウチ氏は「バイデン大統領は21日、『COVAX』への参加の意向、および新型コロナの治療・診断などに向けた国際協働の仕組み『ACTアクセラレーター』への支援を含む指示書を発出する」と述べた。さらに、米はWHOを脱退せず、加盟国として「資金面での義務を満たす」と表明。WHO改革にも他の加盟国と協力して取り組む考えを示した。
(ネットから写真借用)
「自宅待機」中に死亡の高齢者相次ぐ 病床不足で入院先見つからず
配信 神戸新聞
病床不足で新型コロナウイルスに感染しても入院先が見つからないケースが急増している問題で、自宅や入所施設での「自宅待機」に関連して亡くなる例が出ている。兵庫県尼崎市では、クラスター(感染者集団)が発生した施設に入所していた80代男性が感染し、入院できず施設に留め置きとなって死亡。家族の介護のため自宅療養を強く希望した患者の家族が感染して亡くなるケースもあった。稲村和美市長は「重症化リスクの高い高齢者はできるだけ自宅待機にならないよう、運用を見直すべきだ」と訴えている。(霍見真一郎)
同市の関係者によると、亡くなった男性は1月4日に発症。7日に感染が判明したが、当初は軽症で、全県的な病床逼迫(ひっぱく)もあり、クラスターが発生した施設に留め置きとなった。死亡はその4日後だった。症状が急変したとみられる。
一方、夫の介護のため自宅療養となった高齢女性は、退院基準を満たして治癒したが、その後、夫が呼吸器不全で市外の医療機関に救急搬送され、まもなく死亡した。夫はコロナの感染が確認された。感染経路は明確には分からないが、2人暮らしでもあり、女性からうつった可能性が高いとみられる。
同市では、14日までの感染者の中に60代以上が431人いた。そのうち入院先の調整が長期に及び、病院に入れないまま退院基準を満たすに至った人は、自宅で59人、施設で9人いる。 重症化リスクが高い高齢者などは入院にこだわるあまり自宅待機が増え、逆に低リスクの若者が宿泊療養施設に入れることが多いという。同市関係者は「安心のための入院原則に矛盾が生じている」と指摘する。
また、入院調整中に自宅で体に異変を感じると、病状はそれほど重くなくても極めて強い不安に陥り、救急車を呼んでしまうことも課題という。病床が逼迫しているために自宅待機しているのだから、救急車を呼んでも、重症者でなければ受け入れ先はなかなか見つからないからだ。
同市は、待機者の見守りを強化するため、感染者宅を往診する医師に協力金を出したり、万一往診で医師が感染した場合に休業補償を用意したりしている。
稲村市長はハイリスクの高齢者が自宅待機になりがちな現状を憂慮し、「軽症や無症状でも、急変リスクがある高齢者や基礎疾患がある人は、せめて宿泊療養施設に入れるようにし、医療的ケアも強化する必要がある」と話している。
東京都は22日、新型コロナウイルスの感染者が新たに1175人報告されたと発表した。金曜日としては緊急事態宣言が再発令された今月8日の2392人、15日の2001人に次ぎ過去3番目に多い。都内の累計の患者数は9万1834人となった。このうち現在入院している重症患者は158人で、前日の159人から1人減った。
【速報】石原伸晃氏 コロナ感染 きのう派閥会合であいさつ
自民党の石原伸晃元幹事長が新型コロナウイルスに感染したことがわかった。
石原氏は、21日は自身が率いる派閥・石原派の総会に出席してあいさつし、20日は衆議院本会議にも出席していたが、22日午後、新型コロナウイルスに感染したことが明らかになった。
感染のくわしい状況や症状については、このあと事務所が説明する見通し。
国会議員の感染はこれで9人目で、国政の場にも新型コロナウイルスの感染が広がっている。
「ワクチン速やかに」方針を表明 菅首相 経済支援策も
菅首相は22日午後、政府の新型コロナ対策本部の会議で、ワクチンを速やかに国民に届けるための方針などを表明した。
「コロナ医療提供は困難」 五輪で来日の外国人に 日医会長
産経新聞
日本医師会の中川俊男会長は22日、東京都内で講演し、今夏の東京五輪・パラリンピックのために来日した外国人が新型コロナウイルスに感染した場合の対応について「(来日する)選手団だけでも大変な数。新たな患者が発生したら、今の状況で受け入れ可能かというと、可能ではない」と述べ、外国人への医療提供は困難との見方を示した。
「ワクチンが劇的に機能したとか、特効薬が急に出てきたとか、そういういろいろな神がかり的な出来事があれば別だ」とも語った。
このほか、フェイスシールドやマウスガードの感染予防効果は低いとして、「不織布のマスクで統一してほしい」と感染防止策の徹底を重ねて呼びかけた。
西村担当相が会見 雇調金特例の延長やワクチン接種体制は?(2021年1月22日)
全国の重症者1011人 4日連続千人超
東京 2021.01.22 16:22
厚生労働省によりますと、21日時点の全国の新型コロナウイルスの重症者は、20日より3人減少し、1011人でした。4日連続で1000人を超えています
コロナはただの風邪ではありません~重症化リスクを考えて~