塩野義製薬のコロナワクチン、1回目投与後の安全を確認…初期臨床試験
塩野義製薬(大阪市)は24日、成分を一部変更して開発中の新型コロナウイルスワクチンについて、初期の臨床試験で1回目投与後の安全性を確認したと発表した。今後、3週間の間隔をあけた2回目の投与後の安全性や有効性を確認する。
同社はワクチンの臨床試験を昨年12月に始めた。作られる抗体の量を増やすため、ワクチンに含まれる免疫増強剤の種類を変えて、改めて試験を実施した。今月19日までに、20~64歳の日本人男女60人に対してワクチンか偽薬を投与したところ、重い副反応はこれまでみられていないという。
【速報】沖縄でコロナ感染800人超 過去最多を更新
沖縄県で25日、新型コロナウイルスの新たな感染者が過去最多となる800人になる見通しであることが県の関係者の取材で明らかになった。これまでの最多は19日に記録した768人。
県内では12日に初めて700人を超えてから最多更新は今回で5回目となる。その間、700人以上の日が前日までに計7日あった。
前日の県の発表では、県内の人口10万人あたり新規感染者は308.46と300人を超え、世界的にも高いレベルで推移している。重症者も過去最多の32人となった。
東京都は25日、都内で新たに4228人が新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。
1週間前の水曜日より1158人減りました。
25日までの7日間平均は4471.4人で、前の週の95.2%となり、減少しました。
7日間平均が前の週を下回るのは、ことし6月19日以来です。
一方、都の基準で集計した25日時点の重症の患者は24日より9人増えて277人で、これまでで最も多くなりました。

コロナ治療薬1000万人分 国内外で供給へ―塩野義
2021年08月25日18時09分 jiji.com
塩野義製薬は25日、開発中の新型コロナウイルス治療薬について、来年3月までに国内外で合計1000万人分の供給体制を整える方針を明らかにした。国内では年内に100万~200万人分の供給体制を整備。加えて海外メーカーへの生産委託などを検討しており、海外向けの供給にも力を入れる。
コロナ治療薬、年内申請へ 最大で年間200万人分供給―塩野義製薬
開発しているのは、ウイルスの増殖を抑制する軽症者向けの飲み薬。感染初期に服用することで重症化を防ぎ、発熱などの症状を改善する効果が期待されている。
国内では、治験が難しい医薬品を発売後に評価する条件で承認する制度「条件付き早期承認」の年内申請を目指している。さらに、米国で来年3月をめどに緊急使用許可を取得する考えだ。
【復帰のご報告】無事に退院致しました。
8/25
新型コロナウイルスに感染した入院患者などに行われている「抗体カクテル療法」をめぐり、厚生労働省は、自宅療養者への対応を進めるため、一定の条件を満たした医療機関では、外来診療による日帰りでの投与も認める方向で調整を進めることになりました。(後略)