1級河川・六角川の氾濫や用水路などの水があふれ出る「内水氾濫」で浸水被害が広がった佐賀県大町町で、2年前の大雨でも周囲の冠水で孤立状態に陥った順天堂病院(同町福母(ふくも))が再び孤立している。15日午前9時の時点で病棟1階に浸水しており、入院患者113人や敷地内にある老人保健施設の入所者69人らが2階以上に避難している。健康被害はないという。(後略)

【空撮】大雨被害があらわに 佐賀・六角川周辺(2021年8月15日)

 長崎県、佐賀県、福岡県、広島県の大雨特別警報は15日午前6時10分に警報に切り替わりました。九州北部や広島県でも雨が小康状態の所が多くなりますが、引き続き危険な場所には近付かないようにして下さい。西日本では氾濫している川があります。そのうちの一つ、佐賀県を流れる六角川周辺の被害状況を上空からの映像でお伝えします。

西日本豪雨の再来か?

平成30年7月豪雨(へいせい30ねん7がつごうう)は、2018年平成30年)6月28日から7月8日にかけて、西日本を中心に北海道中部地方を含む全国的に広い範囲で発生した、台風7号および梅雨前線等の影響による集中豪雨[2]。同年7月9日気象庁が命名した[2][3]。別称、西日本豪雨[4]。)

 

「泥水が・・・」東京都内でも土砂崩れ 関東の大雨被害(2021年8月15日)

 

東京都も避難指示発令 土砂災害に警戒

 

再び激しい雨の恐れ・・・“時間差”災害に注意(2021年8月15日)

 

土砂災害の都道府県別件数(15日正午現在)は長崎11、広島7、熊本5、佐賀4、富山、福岡各3、石川、鹿児島各2、福島、長野、岐阜、静岡、滋賀、京都、大阪各1。ほかにも複数箇所で被害を確認中で、さらに増える見通し。

氾濫した河川のうち国管理は、江の川(島根、広島)と六角川(佐賀)。六角川流域の浸水範囲は佐賀県武雄市など5千ヘクタール超と推計される。国交省が排水を急いでおり、16日夕には浸水を解消できる見込みとしている。

残る34河川は福井、岐阜、滋賀、広島、福岡、佐賀、熊本、大分各県が管理。自治体などが詳しい被害を調べている。

鉄道は線路に土砂が流入したり、橋脚が傾いたりする被害が出たほか、道路も各地で土砂崩れが起きた。〔共同〕