変異株の感染拡大警戒 東京都が簡易検査を強化© 産経新聞社 変異株の感染拡大警戒 東京都が簡易検査を強化

 新型コロナウイルスの新規感染者数の下げ止まりが顕著な東京都で、感染力が強いとされる変異株への警戒感が高まっている。変異株感染はスクリーニング検査(簡易検査)で判明した陽性も含めて20人を超え、12日の都のモニタリング会議では「変異株などにより急激に感染の再拡大が起こる可能性がある」との分析が示された。都は新規感染者の約10%の検査規模を確保したスクリーニングの体制強化を急ぐ。

 都内の新規感染者数は12日まで3日連続で300人台。この状況に小池百合子知事は同会議で「思い起こすと、10、11月のころは200人台、300人台が続き、その後、ポーンと跳ねた」と述べ、感染防止対策の重要性を強調した。

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