キャンパスへの暴行、マチュピチュの閉鎖:ペルーの危機は悪化
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リマの特派員、ジュリエット・シェニョンと
画像はソーシャルネットワーク上でループします。国家警察の装甲車両がペルーの首都にあるサンマルコス大学のゲート3を故障させます。
何十人もの警官、ヘルメット、盾を手にキャンパスに入ります。
3日間、学生たちは敷地内を占領していました。彼らは食料の寄付を積み上げ、大学の助言に反して、国の中央と南部から来たデモ参加者が現場で眠ることを許可しました
彼が入って数分後、警察は抗議者たちにうつ伏せに横になるように命じた。そして沈黙すること。プレスリリースでは、機関の管理者は緊急事態の文脈による介入を正当化します。
200人以上の学生と抗議者がいまだに警察に拘束されている。テロ対策サービスの一部を含みます。土曜日の夜、リマでは、デモ隊が県の前で抗議し、釈放を要求した。
国家人権擁護委員会は、「治安部隊による恣意的な行動と権力の乱用」を非難している。アムネスティはまた、弁護士と接見できない警察の拘留を遺憾に思う。
「別世界だ」
国は特にアンデスのインカの城塞であるマチュピチュを閉鎖しました。そこで立ち往生している418人の観光客が本国に送還されます。観光はペルーの収入の重要な部分を占めています。国内ではまだ100以上の道路が封鎖されています。
ペルーは、これまでラテンアメリカで4番目の目的地でした。また、ペルーの観光収入により、外国為替輸入購入のかなりの部分を賄うことができました。ペルーが現在非常に深刻な食糧危機を経験していることを考えると、ペルーの観光事業、特に輸出志向であったホテル部門が破産するリスクがあるため、その影響は劇的になる可能性があります。そしてペルーはクスコとマチュピチュ全体の隣に新しい観光地を開発していたため、国際観光収入を多様化して全国に広めることができましたが、このサイトは現在、これらの劇的な出来事によって疑問視されています、と世界観光機関の専門家であるフランソワベラスは結論付けています。
フランソワ・ベラス教授、世界観光機関の専門家
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暫定大統領は依然として抗議行動の正当性を認めることを拒否している。ディナ・ボルアルテは、最近退陣したペドロ・カスティージョ前大統領の帰還にのみ関係し、社会的意義を持たない要求を非難している。しかし、元国家元首のイメージは、人種問題と都市部と農村部の格差と密接に関連しています。
ペドロカスティージョ、彼は確かに大統領選挙で投票の割合が少なかったが、当初はまだ数百万人だったので、これらの人々は誰かと同一視した。それがある地域、つまりカハマルカ、たとえばケチュア語は、ケチュア語が征服中に完全に禁止されたため、もはや話されていません。ケチュア語はペルー南部で話されており、社会運動が最も強いケチュア語とアイマラ語はクスコ、プーノ、アレキパです。この人口が首都に到達しない場合、それは聞かれていないという感覚を持っています。彼自身では、ペドロカスティージョは電気も水もない状況に住んでいる人々を代表しています。それは別の世界です。そしてその一方で、私たちはこのアイデンティティとこの社会的苦しみを否定する伝統的なスペインのクレオールグループを持っています。それは社会戦争であり、実際、演じられているものです。
イザベル・タウザン、ボルドーモンテーニュ大学教授、ペルー専門家
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特に、国民は国内で経験したタイプの軍事政権への復帰を恐れています。
現在の大統領は、以前は副大統領でした。憲法により、彼女は大統領になりました。そして、現在の副大統領の潜在的な後継者は議会の大統領です。彼の名前はホセウィリアムズサパタです、彼は引退した将軍です、彼は1980年代に起こった虐殺、アコマルカ虐殺に関与していました。ですから、彼は議会の長として、1980年代の武力弾圧の力を本当に代表しています。起こり得ることは、ディナ・ボルアルテがこの弾圧を主導した後、そしてこれが私の対話者であるペルーの学者もその場で恐れていることであり、武装政権が徐々に確立されるということです。抗議者が望んでいるのは、ディナ・ボルアルテが提案したように、選挙を2024年に延期することが受け入れられる選挙カレンダーであり、そもそもそうではありません。
イザベル・タウザン、ボルドー・モンテーニュ
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►読みます: 行き詰まりのペルー:デモは続き、政治的行き詰まりは続く
デモ激化のペルー、マチュピチュ遺跡閉鎖 リマでは200人逮捕
[リマ 21日 ロイター] - 南米ペルー南部クスコの当局は21日、世界遺産マチュピチュと遺跡につながるトレッキングの道路を閉鎖したと明らかにした。
ペルーでは急進左派カスティジョ前大統領の逮捕に抗議するデモが数週間続いており、当局との衝突でこれまでに46人が死亡、抗議活動時に設置されたバリケードに関連した交通事故でも9人が死亡している。
クスコの当局は、現在の社会的状況を踏まえて1月21日からトレッキング道路とマチュピチュを閉鎖すると説明。再開時期は未定という。
また、首都リマでは警察がマヨール・デ・サン・マルコス大学に不法侵入して電子製品などを盗んだ疑いで200人以上を逮捕した。
大学側によると、20日遅くに覆面のデモ隊が大学を襲撃して警備員を追い出したという。
昨年12月に就任した大統領に抗議する反政府デモが続く南米ペルーで21日、政府は世界的に知られる観光名所の世界遺産マチュピチュを当面閉鎖すると発表した。外国人観光客を中心に数百人が、遺跡のふもとで立ち往生しているという。
ペルー政府は、観光客は市民を守るためにマチュピチュと、遺跡に至るハイキングルートを閉鎖すると説明した。マチュピチュはアンデス山脈の高度2400メートルの尾根に位置する、15世紀のインカ帝国の遺跡。
ペルーの文化省は、すでに遺跡の入場券を購入済みの人は、反政府デモの収束後、最大1カ月は入場できると説明。あるいは払い戻しを受けられるという。
ペルーでは昨年12月7日にペドロ・カスティジョ大統領(当時)が議会の解散を図り、その数時間後に議会で弾劾が決議され失職。副大統領だったディナ・ボルアルテ氏が、後任の大統領となった。以来、現政府に対する激しい抗議運動が続き、数十人が死亡している。
マチュピチュへの列車運行は19日に止まり、線路の一部が抗議者に壊されたとされている。
ルイス・フェルナンド・エルグエロ観光相は21日の記者会見で、現在418人の観光客がマチュピチュで立ち往生していると明らかにした。うち148人が外国人だったという。観光省はその後、観光客ら全員が、電車やバスなどで安全に避難したと発表した。
マチュピチュでは先月にも、抗議行動によって線路や道路が封鎖され、最寄りのクスコ空港が一時閉鎖されるなどして、観光客数百人が移動できなくなったことから、当局が一部の人をヘリコプターで緊急脱出させた。
前大統領の釈放求めデモ
デモ隊は選挙の実施と、ボルアルテ新大統領の退任を要求しているが、大統領はそれを拒否している。抗議者はさらに、反逆と陰謀の罪で訴追されているカスティジョ前大統領の釈放を要求。カスティジョ氏は無罪を主張し、自分が今でもペルーの正当な指導者だとしている。
政府当局は21日、警察署への放火が相次ぎ、死者が多数出ている南部プーノで、新たに1人が死亡したと発表した。
ペルーの独立監視機関によると、少なくとも58人のペルー人が抗議で負傷している。
首都リマでは道路が封鎖され、投石するデモ隊に警察が催涙ガスを使用している。
欧州連合(EU)は国内各地での暴力を非難するとともに、警察による「過剰」な威力行使を批判。「事態鎮静化のための対策を急」よう呼びかけた。
政治的混乱が何年も続くペルーでは、カスティジョ氏の逮捕で事態が一気に激化した。ボルアルテ氏に対しては、一部の州知事からも辞任要求が出ているものの、ボルアルテ氏はこれを拒否。17日には、政府に対して抗議するにしても、平和的な抗議にとどめるよう国民に呼びかけていた。
(英語記事 Peru protests: Machu Picchu closed indefinitely and tourists stranded)
南米のペルーでは、カスティジョ前大統領が拘束されたことに反発する抗議デモが全土に広がり、治安部隊との衝突でこれまでに7人が死亡し、ペルー政府は非常事態を宣言しました。
抗議デモの影響でペルー国内では観光客が各地で足止めされていて、ペルーの日本大使館は日本人の観光客に対し安全な場所で事態の沈静化を待つよう促しています。

デモ隊の一部は暴徒化して空港を占拠したり、公共施設に火を放ったりするなどして治安当局と激しく衝突し、ペルー保健省によりますとこれまでに7人の死亡が確認されました。
ペルー政府は14日30日間の国家非常事態を宣言し、全土で市民の移動や集会を制限する一方、軍を投入してデモの鎮圧を図っています。
また、ボルアルテ大統領は、2024年4月に前倒しするとした大統領選挙と議会選挙を来年・2023年12月へとさらに前倒しする考えを示しました。
抗議デモの影響で、ペルー国内では空港の閉鎖や幹線道路の封鎖が相次ぎ、観光客が各地で足止めされていて、ペルーの日本大使館は日本人の観光客に対し安全な場所で事態の沈静化を待つよう促しています。
松野官房長官「旅行者の移動困難も邦人被害 確認されず」
そのうえで「現地の状況について、在ペルー大使館を通じて情報収集に努めるとともに、メールなどにより注意を呼びかけており、引き続き邦人の安全確保に万全を期していく」と述べました。
【解説】急進左派の前大統領逮捕!南米・ペルー全土の暴動デモ、今後は激化?沈静化?「カギは貧困層の資金源」
22/12/19 19:00
南米ペルーのマヌエル・メリノ暫定大統領(59)は15日、辞任を発表した。マルティン・ビスカラ前大統領(57)が汚職疑惑で罷免された後に就任したが、各地で抗議デモが起こって死者も出て、わずか5日で退陣することとなった。
メリノ氏は15日のテレビ演説で、「私が辞任することを、国中に伝えたい」と述べた。
ペルーの国会議長だったメリノ氏は10日、ビスカラ前大統領の後任として暫定大統領に就任したばかりだった。ビスカラ氏の本来の任期が終了する2021年7月まで大統領職にとどまる見込みだった。
しかし、デモ参加者に対する暴力的な取り締まりなどを理由に、メリノ氏の辞任を求める声が議員らから上がっていた。
15日にはメリノ氏の辞任に先立ち、任命されたばかりの閣僚12人が、警察による残虐行為やメリノ氏の危機的状況への対応に抗議して辞任した。
議会は15日、メリノ氏の後任の政権について協議したが、作家で元人権活動家のロシオ・シルバ・サンティステバン氏率いるチームを拒否した。
なぜ抗議デモが起きたのか
2018年3月の就任以来、ビスカラ前大統領は少数野党が乱立する議会との苦しい戦いに巻き込まれてきた。
ビスカラ氏をめぐっては、南部モケグア県知事時代に230万ソル(約6700万円)の賄賂を受け取った疑惑が浮上。本人はこれを否定しているが、9日の議会で罷免された。
ペルーではここ数日、ビスカラ氏の罷免に反対する大規模な抗議が続いた。参加者の多くは若者だ。
抗議者たちは、議会がクーデターを企てたと非難している。政治改革を試みていたビスカラ氏は多くの有権者の間で継続的な支持を獲得してきた。
14日の首都リマでの抗議は概ね平和的に行われたが、夜になると警察と抗議者の衝突が発生した。
報道によると、警察は繰り返し催涙ガスや散弾銃を使ってデモ隊を撃退した。デモ隊の一部は花火や石を投げた。
そうした中、22歳と24歳の学生2人が死亡した。
ペルーでは、新型コロナウイルスのパンデミックによる景気低迷が深刻化する中、政治的危機の拡大が懸念されている。
同国はラテンアメリカでいち早く最も厳格なロックダウンを敷いたが、今も感染者数が急増している。これまでに93万4899人の感染と、3万5177人の死亡が確認されている(米ジョンズ・ホプキンス大学の集計、日本時間16日午後3時時点)。