やっと訳文をUPして出せるようになりました。UPすると、どうして消えるのかの原因がボンヤリ分かり、それで仕切り直しで新規投稿します。お待たせしました。
やはり、フランス発のオリンピック開催とフクシマをおりまぜた風刺画(カリカチュア)が出ましたね。
日本政府は憤慨して謝罪を求めたが、Canard Enchaine (カナール・アンシェネ:鎖につながれたアヒル)紙はまったく謝罪する気なし。「フランスのユーモアを解さない。怒るなら東電を怒れ。」と言っていると日本メデアが伝えていますが、ちらりと原文をみてみましょう。問題の記事と風刺画は以下のURLから見れます。
http://fr.news.yahoo.com/photos/tokyo-condamne-les-dessins-du-photo-144512521.html
なお、HPはhttp://lecanardenchaine.fr/です。
ついでに、他の風刺雑誌(紙?)に、Charlie Hebdo(シャルリー・エプド)、Sine Hebdo(シネ・エプド)があるもよう。これも面白い鴨ね!
フランス語を読むのが嫌な人のために、記事の一気訳を試みました。他にも記事があったら、ごめんなさい。この記事では東電と政府の汚染水の垂れ流しの怠慢を非難する部分がないですね。有料記事でないと読めないのかもしれません。
A Tokyo, on n’apprécie pas vraiment l’humour français. Surtout quand le Canard Enchaîné se moque du nucléaire. L’objet du scandale, ces dessins publiés dans l’hebdo satirique, qui soulignent que la nation accueillera les JO 2020 malgré la menace de Fukushima. Le gouvernement nippon compte envoyer un message de protestation au Canard Enchaîné via son ambassade à Paris. “Les caricatures blessent les personnes affectées par le séisme et le tsunami, explique Yoshihide Suga, porte-parole. Elles donnent une mauvaise interprétation du problème de l’eau contaminée à Fukushima “. Les dessins de Cabu et Mougey se moquent de la piscine olympique déjà creusée à Fukushima, ou encore de deux sumos gringalets avec trois jambes et trois bras. “La réaction indignée des autorités japonaise nous a stupéfiés, dit Louis Marie Horeau, rédacteur en chef de l’hebdomadaire. Bien entendu Le Canard n’avait absolument pas l’intention de blesser qui que ce soit. Mais c’est la liberté du dessinateur de traduire le drame qui continue”. La catastrophe de Fukushima est un traumatisme profond pour les Japonais. Les Jeux Olympiques, attribués le 7 septembre, sont pour eux l’opportunité de changer l’image de leur pays.
東京はまったくフランスのユーモアを解さない。特にカナール・アンシェネ紙が原子力をあざけるときに。ひんしゅくの対象は、風刺(皮肉)のきいた週刊紙に掲載されたデッサンである。それは、フクシマの脅威にかかわらず、国家が2020年のオリンピックを引き受けることを際立たせた。日本政府はパリの日本大使館経由でカナール・アンシェネ紙に抗議文を送るつもりでいる。”風刺画が地震や津波の被害者の心を傷つけた、と菅 義偉(内閣官房長官)、スポークスマンが説明する。カリカチュアはフクシマの汚染水問題の悪い解釈を与える、と。” カビュとムジェのデッサンはすでにフクシマで掘られたオリンピックプール、あるいはまた、3本足と3本の手の痩せ細った2人のすもうとりをからかった。 ”怒った日本の権力機構の反応は、我々を仰天させた、と週刊紙の編集長のルイ・マリ・オレオは言う。もちろんカナール紙はだれであれ心を傷つけるつもりは全くなかった。とはいえ、それは続くドラマを伝え表現する挿絵画家の自由だ。” フクシマの惨事は日本人にとって深いトラウマ(心的外傷)だ。9月7日に付与されたオリンピックは、日本人にとって、国のイメージを変える好機である。