2022/12/25 18:12
◇25日 フィギュアスケート全日本選手権 ペアフリー(大阪・東和薬品ラクタブドーム)
ジュニアのカテゴリーから出場した村上遥奈(14)、森口澄士(20)=木下アカデミー=が、合計162・07点で初優勝した。フリーは107・86点をマークした。
グランプリ(GP)ファイナルで優勝した三浦璃来、木原龍一組(木下グループ)の欠場で今大会唯一の出場ペアだった村上、森口組は今季のフリーで使用するビートルズのメロディーに乗って演技。サイド・バイ・サイドの3回転ルッツや3回転サルコーからの3連続ジャンプを決め、見せ場となる2つのスロージャンプも着氷。最後のペアコンビネーションスピンも無難にまとめた。
「りくりゅう」ペアに続く存在の「はるすみ」ペアは演技を終えると、万感の表情をみせて抱き合い、場内はスタンディングオベーション。森口は約4時間後に男子シングルの演技を控えるが、キス・アンド・クライで得点を確認した2人は出場ペアとしての責任を果たした上で結果を残したことに満足そうだった。
『ダブル二刀流で挑んだ4日間』 村上遥奈&森口澄士【全日本フィギュアスケート選手権2022】