米加州、バーや映画館を再び営業停止 本格的な後退、他州に影響―新型コロナ
2020年07月14日07時56分 jiji.com
【ロサンゼルス時事】米西部カリフォルニア州のニューサム知事は13日、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、幅広い領域で屋内の活動を再び停止するよう州全土に命じた。地域によっては再開を認められていたバーや映画館は営業停止に逆戻りすることになった。
米国では感染者数の再拡大に伴い経済活動の再開が停滞している。全米最大の人口を抱えるカリフォルニア州が本格的に再開の動きを後退させたことは他州の動向にも影響を与えそうだ。
州全土で閉鎖を命じたのは、レストランの店内飲食、映画館、ワイナリーなど。同じ飲食店でもバーの営業は屋内外を問わず禁止する。
埼玉・独自“休業要請”その効果は 専門家に聞く(20/07/13)
今月22日から始まる政府の「Go Toキャンペーン」について、青森県むつ市の宮下市長は13日、「キャンペーンによって感染拡大に歯止めがかからなければ、政府による人災だ」と述べ、感染拡大のリスクを低減するためとして、市内の公共施設を閉鎖する方向で検討することを決めました。
新型コロナウイルスの影響で打撃を受けた観光や飲食などの消費を喚起する政府の「Go Toキャンペーン」のうち、宿泊代金などの割り引きが、今月22日から始まります。
むつ市の宮下市長は、13日開かれた新型コロナウイルスの対策会議の中で、「キャンペーンによって感染拡大に歯止めがかからなければ、政府による人災だ」と述べました。
そのうえで、「市としては市民の生活を守っていく責務がある」と述べ感染拡大のリスクを低減するためとして、市内の公共施設を閉鎖する方向で検討することを決めました。
今後、県外からの利用が想定される公共の観光施設などを中心に閉鎖する施設を決めるということです。
むつ市やその周辺ではこれまで新型コロナウイルスに感染した人は確認されていませんが、医療体制が脆弱で、感染拡大への警戒感が高まっています。
会議の終了後、宮下市長は「キャンペーンによってリスクが高いところから低いところに確実に人が動き、これまでの我慢が水泡に帰す。国や県がどんなキャンペーンをやろうが、それとは関係なく責任を果たしていく」と述べました。
山形知事GoTo一律開始を批判 コロナや各地で豪雨災害
配信 共同
山形県の吉村美栄子知事は14日の定例記者会見で、政府が22日に観光割引「Go To キャンペーン」を全国一律で始めることに関し「首都圏での新型コロナウイルス感染状況や各地での豪雨災害を踏まえると、この時期のスタートはいかがなものか」と批判した。 経済対策としての有効性は認めた上で「手放しでは喜べない。第2波が来つつあるとの感じも受けるので、地域の実情に合ったやり方を地方に任せてほしい」と求めた。
「夜の街」、指針守らぬ店舗に休業要請も-東京で143人感染確認
広川高史、延広絵美西村康稔経済再生担当相は14日午前の記者会見で、東京都内を中心に新型コロナウイルスの新規感染者が増加していることから、バーやクラブなど接待を伴う飲食店のうち業界団体が示したガイドライン(指針)を順守しない店舗に対し、特措法第24条9項に基づく都道府県知事による休業要請などを実施すべき段階に来ているとの認識を明らかにした。
西村氏は接待を伴う飲食店には指針を順守するよう求めるほか、守らない店舗には休業要請も行う「段階に来ているとの認識を持っている」と語った。具体的な対応について東京都や埼玉、千葉、神奈川の各県とも意見交換しているという。
現在の感染状況や今後の対応については近く分科会を開き、専門家の意見も聞く考えを示した。
「感染拡大初期に似ている」 “第2波”備えは...医師が警鐘
•2020/07/14
全国的“GoTo”すべきでない 大阪・吉村知事が主張(20/07/14)
新型コロナ陽性の8人から・・・免疫保持者を国内初確認(20/07/14)
新型コロナウイルスの免疫を持っている人が国内で初めて確認されました。 厚生労働省は先月、東京都と大阪府、宮城県で行った抗体検査で2種類の試薬でいずれも陽性となった8人の抗体を調べたところ、感染を防ぐ免疫を持っていることが分かったと発表しました。8人の血清とウイルス、細胞を混ぜたところ、細胞がウイルスによって破壊されずに血清が感染を防いだことが確認できたということです。厚労省によりますと、国内で免疫を持っている人が確認されたのは今回が初めてです。ただ、免疫の持続期間は分かっていないということです。
小池都知事 コメント
7/14
東京都は14日、都内で新たに143人が新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。
東京都は14日、都内で新たに10歳未満から80代の男女合わせて143人が新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。
都によりますと、143人のうち、20代と30代が合わせて93人と全体の65%を占めている一方、40代以上は37人でおよそ26%を占めています。
143人のうち79人はこれまでに感染が確認された人の濃厚接触者で、64人はこれまでのところ感染経路がわかっていないということです。
また、都によりますと、新たに感染が確認された143人のうち24人が、ホストクラブやガールズバーなど接待を伴う店の従業員や客だったということです。
このほか、
▼職場内での感染が17人、
▼家庭内での感染が10人、
▼新宿区の劇場で行われた舞台公演の観客やスタッフが6人、
▼会食を通じた感染が5人だったということです。
地域別では、
▼新宿エリアが23人だった一方、
▼池袋エリアで感染が確認された人はいませんでした。
これで都内で感染が確認されたのは合わせて8189人になりました。
一方、きょう都内で死亡が確認された人はいませんでした。