昨日は、一日がかりで試験を受けてきました。なんの試験か明かします。それは日本観光局が行う通訳案内士試験でした。
一次試験は筆記試験です。申し込みの際にどの外国語を受験するかを明らかにして申請します。首都圏には試験場がたくさんあり、受験票が送られてくると、近くの試験場が指定されてきます。
私の場合は隣町の某大学が試験場でした。これに受かると二次は口述試験のようですね。平成24年度(昨年)の一次二次試験の合格率はきびしいです。
朝は、はよから私の最寄駅前から出るバスに7時半に乗り、15分乗ったところで降り(220円)、それから15分歩いて試験場になった某大学キャンパスにたどりつきました。
8時台でしたが、すでに玄関には係員がおり、受験番号と試験場になる講義室がボード数枚に張り出されていました。
試験場になる講義室は1F~7Fまで使用され、すごいでした。
大体予想はついていたのですが、各外国語の受験者が使用する講義室数は以下のとおりでした。
英語 30
フランス語 2
スペイン語 4
ドイツ語 3
中国語 13
イタリア語 1
ポルトガル語 1
ロシア語 2
韓国語 5
タイ語 1
私は他人の動静、時代の動静に関係なく、好きな外国語はフランス語と決まっておりますので、どの外国語を初受験に選んだかは言わなくともわかるでしょう?フランス語の受験者は一つの講義室に数十人いたと思う。私の席の前に一人だけ白人の方が受験していらっしゃいました。フランスの男性ではないでしょうか?
語学というのは儲からないのが常識ですが、全体の受験者はお金がなさそうな人が多かった。受験者の年代は老若男女も含めあらゆる人がほどよく混ざっていました。つまり、どんな人もいました。
ちょっとアジア的な雰囲気が強い感じがしたのは、中国語、韓国語の受験者が多かったせいなのでしょうか?
受験科目は免除科目が無い場合、4教科が課せられ、外国語2時間、日本地理40分、日本史40分、一般常識40分です。
10時から試験開始で、終了は17時でした。印象としては、時間数のわりに問題量が多く感じました。
外国語の反省点としては、私は辞書をこまめに引くのは苦にならないタチなのですが、暗記が嫌いなタチなので、そこが弱点となりました。辞書使用禁止はこたえました。つまり、別分野ばかりやってきて、このような通訳関係のお勉強はあまりやってこなっかったのです。要対策を感じつつ帰ってまいりました。
たとえ、落ちてばかりという事態になっても、自分では知ろうと思いもしないことをムリに読んでおさらいさせられるのは、とても楽しいです。賢くなった気がします。単純な私なので、どうなることでしょうか?泣くハメにならないといいですが(笑)・・・・・・未知なことは、危険でなければ、できるだけ、まずGO GOしたほうが楽しいのではないでしょうか?合否の発表は11月ですが、まあ、落ちたでしょう。
しかし、中国語と韓国語の志願者のこの増加は何を意味しているのだろうか?疲れがとれたら調べようかな?
追記: 訪日外国客数の統計でも見ればいいのか。http://www.jnto.go.jp/jpn/news/data_info_listing/pdf/130522_monthly.pdf
要約すると、2013年4月の訪日外客数は、前年同月比18.1%増の92万3千人で過去最高記録だったとか。円高是正にもより伸びを示し、単月として、台湾、ベトナム、フランス、ロシアが最高記録であった他、韓国、香港、シンガポール、マレーシア、インドネシア、豪州が4月として最高記録。またマレーシア、ベトナムは3か月連続、タイは13か月連続最高記録を更新し、東南アジアからの訪日外客数の好調を示した、とのこと。(ここに中国からの訪日客数に触れられていないが、気になるところ。)