北朝鮮「コロナ流入」で都市封鎖 開城市、金正恩氏が緊急会議招集
【北京共同】北朝鮮の朝鮮中央通信は26日、南北軍事境界線近くに位置する南西部開城市で、新型コロナウイルスに感染したとみられる脱北者が韓国から戻る事件があり、同市を24日午後から完全封鎖したと伝えた。朝鮮労働党政治局は25日、非常拡大会議を緊急招集し、金正恩党委員長が出席、防疫体制を最大限に強化することを決めた。
北朝鮮は2月以降、中国、ロシアとの国境を完全封鎖し、海外との往来を遮断。これまで北朝鮮で新型コロナ感染者は一人もいないとしていた
。 朝鮮中央通信は感染が疑われる患者は3年前に韓国へ脱出後、19日に違法に軍事境界線を越えて北朝鮮に戻ったとしている。
宮崎の新規感染者、東京並みの地域も…スナックで「クラスター」発生か
25日午後8時現在、県内の累計感染者は40人。このうち、20人は22日以降に感染が確認されている。同圏域では10人で、直近1週間の10万人あたりの新規感染者数は東京都並みの12・3人と非常に高くなっている。県は25日、クラスターが発生したとみている高鍋町の接待を伴う飲食店が、スナック「Little」であることを公表した。
県内では、Littleの利用者ら「高鍋町グループ」、理容店の利用者ら「宮崎市グループ」の感染が目立つ。県は感染拡大を防ぐため、これらの関係者について徹底したPCR検査を実施していく方針を明らかにした。
高鍋町グループでは、Littleを含む町内約80店の接待を伴う飲食店について、これらの従業員と今月1日以降の利用者の全員をPCR検査すると表明。高鍋保健所管内の居住者は同保健所(0983・22・1330)、管外の居住者は「新型コロナクラスター臨時相談電話」(0985・44・2603)に連絡するよう呼びかけている。
県立4高など臨時休校へ
また、県教委は西都市・児湯郡圏域の県立高4校、特別支援学校1校で27日から1週間、臨時休校を実施することを決めた。西都市内の小中学校は27~31日に臨時休校とする。高鍋町内の小中学校はすでに夏休みに入っている。
河野知事は25日、記者会見で「県内で初めてクラスターが発生した疑いが強い。事実上の第2波に直面している。徹底した検査を行い、感染の早期発見、封じ込めを図る」と述べた。
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県は25日未明、新たに男女6人の新型コロナ感染者が確認されたと発表した。宮崎市は25日、宮崎科学技術館職員の男性(40歳代)ら別の男女4人の感染を発表した。
兵庫県内、新たに49人が感染 1日当たり過去最多 累計千人超える 新型コロナ
2020/7/26 神戸新聞
兵庫県によると、県内では26日、新たに49人の新型コロナウイルス感染が判明した。これまでの最多だった1日当たり42人(4月11日)を上回り、累計で1014人となり千人を超えた。
発表自治体別の内訳は、神戸市16人▽姫路市2人▽尼崎市11人▽西宮市8人▽明石市1人▽県所管分が11人。
県所管分は20~60代の男女で、居住市町は芦屋市2人▽伊丹健康福祉事務所管内(伊丹市、川西市、猪名川町)3人▽宝塚市2人▽三田市1人▽加古川市1人▽加東健康福祉事務所管内(北播磨地域)1人▽本人の意向により非公表1人
東京都の関係者によりますと、26日、都内で新たに239人が新型コロナウイルスに感染していることが確認されたということです。
1日の感染の確認が200人を超えるのは6日連続で、100人以上は18日連続になりました。
これで都内で感染が確認されたのは合わせて1万1214人になりました
愛知県の大村知事は、記者会見し、県内で新たに確認された新型コロナウイルスの感染者数が、午後4時までのまとめで、80人にのぼると発表しました。
これは、1日として過去最多だった今月23日の97人を下回るものの、25日の78人を上回って、6日連続で50人を超えました。
これで、愛知県内で感染が確認された人は、延べ1099人となりました。
毎日新聞
東京都では新たに239人の感染が確認された。1日の感染者が200人以上となるのは6日連続。そのうち20、30代が計148人で約6割を占めた。一方で、重症化のリスクが高まる40代以上の中高年層も計87人で、引き続き年齢層が広がっている。また感染経路不明者は144人で6割に上った。これまでに医師ら4人の感染が確認された、都立小児総合医療センター(府中市)で新たに看護師2人の感染が確認された。
大阪府は5日連続の100人超となる141人。兵庫県では過去最多の49人の感染が判明した。愛知県で80人、福岡県で90人が確認されるなど、都市部で多い傾向が続いた。【まとめ・椋田佳代】
主要10観光地の県外観光客、GWの18倍 7月の連休 東京敬遠も
産経ニュース / 2020年7月26日 19時47分
緊急事態宣言解除後初の大型連休を迎えた全国の主要観光地で、他県からの訪問・宿泊者数と割合が解除前だったゴールデンウイークに比べて大幅に増加したことが26日、携帯電話の位置情報サービスを使った分析調査で分かった。東京都内への流入は微増で、新型コロナウイルスの感染者数が高止まりしている都内が避けられている傾向がうかがえた。
調査はスマートフォンのアプリなどを通じて得られるGPS(衛星利用測位システム)の位置情報などを解析する「アグープ」(東京)が実施。主要10観光地周辺への他県からの訪問・宿泊者数を緊急事態宣言下の5月2~6日のゴールデンウイークと、宣言解除後の7月23~25日の連休で比べた。
5月の連休中、他県からの1日あたりの訪問・宿泊者数は主要10観光地で全訪問・宿泊者数のわずか5%弱だったが、今回の連休では人数は約18倍に増え、割合も全体の45%を占めた。
避暑地として知られる軽井沢(長野)は、7月の連休中に他県から来た訪問・宿泊者数が5月の連休中の約28倍に急増。他県から来た人が占める割合も6%から65%に跳ね上がった。
5月のゴールデンウイーク中は休園していたユニバーサル・スタジオ・ジャパン(大阪)、富士急ハイランド(山梨)、東京ディズニーランド(千葉)での急増も著しく、全体を押し上げた。
一方、感染者数が高止まりしている都内は他県からの流入がほかの地域に比べて鈍い状況が続く。浅草は5月の連休中の訪問・宿泊者のうち97%が都内から。7月の連休中に浅草に訪問、宿泊した人数も5%増えただけで、86%が都内からだった。お台場も今回の連休中、他県からの訪問・宿泊は31%にとどまった。
英ジョンソン首相 コロナ初動対応の“誤り”認める(20/07/26)
東京の感染者、70代以上1割に 孫からの家庭内感染も
東京都は26日、新型コロナウイルスの感染者を新たに239人確認したと発表した。都内の感染者が200人を超えるのはこれで6日連続となり、累計で1万1214人となった。
26日の感染者239人を年代別でみると、20代が89人、30代が59人で全体の62%を占めた。40代が29人、50代が23人と続き、70代以上も24人にのぼった。239人のうち、26日時点で感染経路がわからないのは144人(60%)だった。
都によると、家庭内感染が33人にのぼり、職場内での感染も20人確認された。家庭内感染には、孫から感染した70代の男女計2人や高齢の夫婦間で感染した計5人が含まれるという。
7月は検査数の増加に伴って感染者が増え、1日あたり200人以上となるのはこれで計13日にのぼる。入院患者は26日時点で1165人となり、今月1日時点(280人)の4倍超に増えている。
また都は26日、都立小児総合医療センターの看護師2人の感染を確認したと発表した。同センターでは既に医師と看護師計4人の感染が判明しており、こども救命センター(小児3次救急)で新規の受け入れを停止するなど診療を一部縮小している。