思えば15年前の2006年3月19日に「わたしの季節」を投稿したのがスタートでした。
詩のようなものを書きたいと思っていた当時、あの頃を懐かしく思い出します。
” 「わたしの季節」
北風が吹きぬける冬 それは、あらゆるものが凍りつく季節
あらゆるものがじっと動かず春を待つ
寒さ 雪、世界が白で塗りつぶされる驚き 色が音が消える
待ちこがれた春風、温かさが嬉しい、花が、花が、咲いてゆく。
太陽が勢いづいてゆく、空が青くなってゆく
色がもどってくる 葉っぱが木立が緑になってゆく
さわやかな風、燃えあがる太陽、青い海 流れ浮く白い雲、
夏のために、わたしは生きていたのだろうか
涼やかな夜、黒い海 夜光虫の赤い光 いか釣り船の灯り
葉っぱが枯れて散ってゆく 最後の色を放って、赤、黄、茶
雲がレースのように薄く広がり空をおおう
すべてが白にもどってゆく 思い出が甘くも苦くも やりなおし
わたしの季節は、冬から話さないと、話せない いつも ”
こんなものは2度と書けません。
今読むと我ながら若いなあと思います。
15年でわたしも変容いたしました。
変わっていないと思っていましたが、「わたしの季節」を引っ張り出してみると
つくづく年月がに流れたことを実感します。
ブログを続けていなかったら気がつかなかったでしょう。
その意味で祝5周年です。
gooブログのスタッフのみなさま、ありがとうございます。
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もう少し続けようとおもっていますのでよろしくお願いいたします。