アメリカではトランプが大統領選に勝ちそうな気配です。フランスの下院選挙では国民戦線が圧勝しそう。これで都知事選で現職が勝つようだと「列国は自国ファースト主義とレイシズムに向かって一直線」ということになりそうです。
どうしてなんだろうと考えたのですが、ロシア、中国、イランのような「リヴィジョニスト国家」と対抗するためには自分たちも独裁的で利己的で排外主義的な「化物」になるしかないと考えているんじゃないでしょうか。幽霊を怖がる子どもが幽霊に化けることで恐怖を免れようとするように。
「カオスにはコスモスで対抗する」のが本筋なのですが、今のアメリカ人は「アメリカそのものをカオスにすることで、世界の人々に『失って知るアメリカのありがたさ』を思い知らせたい」という暗鬱な欲望に囚われているようです。そこまで自信を失っている。
『小早川家の秋』で文子(新珠三千代)が「たよりないお父ちゃんや思うてたけど、小早川の家が今日まで持ったのはお父ちゃんのおかげやったんや」と述懐する場面がありますけれど、これ近い将来アメリカについて語られる言葉になるのかも知れません。
アメリカ人はたぶんこの言葉を聴きたいと切望しているのだと思います。そして、「バカ野郎、今ごろ言っても遅いわい。もうお前たちの知ってるアメリカはいないんじゃボケ」と憎まれ口をきいてカオス化した世界をよろよろと歩み続けるディストピアを夢見ている。
(注;管理人:wikipedeia
リヴィジョニズム(英語: revisionism)は、既存の価値観などに対する修正論、改革論を意味する言葉である[1]。修正主義。
- マルクス主義の原則とされるものに対する修正論 → 修正主義
- 1.歴史学や歴史観における再検討、改訂。2.歴史学の成果の歪曲、否認。 → 歴史修正主義(英語: historical revisionism、ヒストリカル・リビジョニズム)
- 日本異質論、日本見直し論)
弱い大統領と虚偽に満ちた大統領。高齢ゆえにトランプに敗れた大統領として汚点を残すよりも、潔く国家のために退いた大統領として名をとどめるべきだ。そういう良識が通じないほど米国は荒れている。トランプの再来は世界の一層の不安定化に繋がり、それを防ぐのはバイデンの勇気ある決断のみだ。
女性初の起用と言うより、夫の 畝本 毅弁護士が 森友事件をことごとく不起訴にした人と紹介するべき。 汚い自民党人脈 政府 検事総長に東京高検の畝本直美検事長 女性初の起用へ | NHK