眞子さまが発表した結婚に関する「お気持ち」 文書全文
配信 朝日新聞
宮内庁は13日、結婚が延期されている秋篠宮家の長女眞子さま(29)と小室圭さん(29)の結婚に関するお二人の「お気持ち」を文書で公表した。
◇ 一昨年の2月7日に、私と小室圭さんの結婚とそれに関わる諸行事を、皇室にとって重要な一連のお儀式が滞りなく終了した後の本年に延期することをお知らせいたしました。
新型コロナウイルスの影響が続くなかではありますが、11月8日に立皇嗣の礼が終わった今、両親の理解を得たうえで、改めて私たちの気持ちをお伝えいたしたく思います。
前回は、行事や結婚後の生活について充分な準備を行う時間的余裕がないことが延期の理由である旨をお伝えいたしました。それから今日までの間、私たちは、自分たちの結婚およびその後の生活がどうあるべきかを今一度考えるとともに、様々なことを話し合いながら過ごしてまいりました。私たちの気持ちを思いやりあたたかく見守ってくださっている方々がいらっしゃいますことを、心よりありがたく思っております。
一方で、私たち2人がこの結婚に関してどのように考えているのかが伝わらない状況が長く続き、心配されている方々もいらっしゃると思います。また、様々な理由からこの結婚について否定的に考えている方がいらっしゃることも承知しております。しかし、私たちにとっては、お互いこそが幸せな時も不幸せな時も寄り添い合えるかけがえのない存在であり、結婚は、私たちにとって自分たちの心を大切に守りながら生きていくために必要な選択です。
今後の予定等については、今の時点で具体的なものをお知らせすることは難しい状況ですが、結婚に向けて、私たちそれぞれが自身の家族とも相談をしながら進んでまいりたいと思っております。 この度、私がこの文章を公表するに当たり、天皇皇后両陛下と上皇上皇后両陛下にご報告を申し上げました。天皇皇后両陛下と上皇上皇后両陛下が私の気持ちを尊重して静かにお見守りくださっていることに、深く感謝申し上げております。
(了)
雅子さま「結婚は許可していません!」 眞子さま“勝手な結婚宣言”の「皇室利用」に、宮内庁で波紋広がる
(中略)
天皇皇后陛下もお認めになったのか?
徹底した情報管理の下、発表された“眞子さまのお気持ち”。宮内庁幹部が「宮内庁でも波紋が広がる」と危惧した一文は次の個所だという。
この度、私がこの文章を公表するに当たり、天皇皇后両陛下と上皇上皇后両陛下にご報告を申し上げました。天皇皇后両陛下と上皇上皇后両陛下が私の気持ちを尊重して静かにお見守りくださっていることに、深く感謝申し上げております。
眞子さま“お気持ち”(宮内庁提供)
この一文のどこが問題なのだろうか。先の関係者が解説する。
「宮内庁では、皇族方の中で眞子さまの結婚を応援しているのは美智子さまだけであると認識しています。天皇陛下も雅子さまも、眞子さまの気持ちを無下にはしないでしょうが、決して結婚を応援しているわけではありません。今回のように“勝手な結婚宣言”を出されるとは驚きました。
(中略)
「やはり問題となるのは、まるで天皇皇后両陛下が眞子さまを応援しているような書き方をしている点だと思います。天皇陛下は国民から深く敬愛され、雅子さまの人気は輝きを増すばかりです。だからこそ眞子さまは、ご自身の発表の中で両陛下を引用されたのでしょう。言い換えれば、眞子さまは天皇皇后両陛下を勝手に都合よくつかって“皇室利用”しているということです」(同前)
事態が窮すると「〇〇さんも賛成してくれていて、自分の味方!」と第三者を引き合いに出すことはよくある。眞子さまも切羽詰まって天皇陛下と雅子さまのお二人を文章の中に出してしまったのだろう。「天皇陛下も雅子さまも、眞子さまの結婚に賛成するなどあり得ない話です」(侍従職)と言われる中で、眞子さまが公表した“お気持ち”は今後、宮内庁に混乱を招きそうだ。
(了)
(参考:物議をかもしている結婚のお相手)
(小室圭さんと母親)ネットから