読売新聞 によるストーリー • 1 時間前
米国のバイデン大統領(80)は1日、コロラド州で空軍士官学校卒業式に出席した際、壇上でつまずいて転倒した。大統領警護隊(シークレットサービス)らに支えられて立ち上がると、自分で歩いて席に戻った。ホワイトハウスは「大統領は元気だ」と説明しており、けがはなかったとみられる。
バイデン氏は卒業式で演説した後、士官候補生に卒業証書を授与し、自席に戻ろうとした際に前のめりに倒れた。ホワイトハウスによると、足元の土のうにつまずいたという。
バイデン氏は昨年6月にも、自転車から降りる際に転倒した。現職大統領として史上最高齢のバイデン氏は来年の大統領選で再選を目指しているが、当選すれば2期目の任期を終える際に86歳となる。バイデン氏の年齢への不安が再び高まる可能性がある。(ワシントン支局 蒔田一彦)
バイデン大統領 空軍士官学校卒業式のステージで転倒(2023年6月2日)