“佐川証言”めぐり理事懇開催へ 衆院予算委
2018年7月2日 18時00分森友学園問題 NHK
財務省の文書改ざん問題で、自民党と立憲民主党の国会対策委員長が会談し、立憲民主党は、佐川前理財局長の証人喚問での証言に偽証の疑いがあるとして、衆議院予算委員会の理事懇談会を開くよう求め、自民党も応じる考えを示しました。
この中で、立憲民主党の辻元国会対策委員長は、ことし3月の佐川前理財局長の証人喚問での証言に偽証の疑いがあり、議院証言法に基づく告発などの対応を協議すべきだとして、衆議院予算委員会の理事懇談会を開催するよう求めました。
これに対し、自民党の森山国会対策委員長は、いったん持ち帰って対応を検討したあと、理事懇談会の開催に応じる考えを伝え、今後、与野党の筆頭理事が日程などを調整することになりました。
また森山氏は、自民公明両党などが提出した国民投票法の改正案について、今週5日に衆議院憲法審査会を開き、審議に入りたいと協力を求めたのに対し、辻元氏は、与野党の筆頭幹事の間で協議してもらいたいという考えを示しました。