とおいひのうた いまというひのうた

自分が感じてきたことを、順不同で、ああでもない、こうでもないと、かきつらねていきたいと思っている。

親孝行したいときに親は、なし

2006年09月16日 07時47分34秒 | 老人介護・心の不調・ストレス
昨日は、久しぶりに都心に出て買い物をしてきた。
母の洋服を、少したくさん買って、発送してもらってきた。

デイケアーに通うようになったために、スカート党の母のためにズボンを買いにいってきたのだ。(死んでもアメリカ英語のパンツは使いたくないなあ~)

”親孝行したいときに、親は、なし”

今までは、自分の生活に追われてきた。
両親も自立心が旺盛な人たちなので、子どもにおぶさらず、なにも要求せず、自分たちで暮らしてきた。

はっと気がついたら、わたしは、今まで母に洋服を買ってあげたことがなかった。

だから、サイズも、しかと分からない。

電話をして、父に胴回りだの、体の寸法をはかってもらう。
母が、電話の向こうで、「私、ここ何年もお出かけ着を買ってないわ。体調が悪くてお出かけなんてしていなかったから」

それを聞いて、悲しくなった。何も要求しない遠慮がちの母だけに、よけい悲しかった。

優しい色合いと、柔らかい生地の上着、羊毛よりも軽い少し厚手のアクリルのベストとカーデガンのアンサンブル等と、今まで思ってもいなかった高齢者が着易い服というものを初めて選んでみた。思わず沢山買ってしまった。

月日は、流れたものだ。本当に.... 

ウン十年前は、母が私を洋服屋さんへ連れて行って、洋服の選び方を教えてくれたものだのに。
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