【大雨情報】線状降水帯への警戒続く 今後さらに100mm以上の雨も (1日08時更新)<20>
2023/07/01
■解説内容 00:00 開始 00:15 現在の雨とこれまでの振り返り 03:53 大雨の原因 05:47 今後の予想
日本海から南下中の梅雨前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込んでいるため、非常に発達した雨雲が西日本〜東海・北陸にかかっています。 今日7月1日(土)までが大雨のピークとなります。これまでに降った雨で河川は増水していて、地盤が緩んで土砂災害が発生しやすくなっているため、危険な場所からは避難するようにしてください。
河川水位情報
きょう7月1日は、九州では日中にかけて線状降水帯が発生して、猛烈な雨が降るおそれも。南部は昼過ぎにかけて大雨のピーク。北部は雨が弱まっても、土砂災害や川の氾濫などに厳重に警戒を。
「九州北部豪雨」と同程度の雨量のおそれも 当時被災の男性「眠れないかな…」
30日午後8時頃、山口・下関市では、激しい大粒の雨が地面を打ちつけていました。車も、水しぶきをあげながら進んでいました。
【速報】福岡県に記録的短時間大雨情報(2023年7月1日)
活発化した梅雨前線の影響で、九州や山口県では1日までに各地で非常に激しい雨が降った。気象庁は1日午前1時に山口県で線状降水帯が発生したと発表。山口市で車ごと用水路に流された男性が死亡、大分県では住宅が土砂に流され1人が行方不明になった。気象庁は、今後も九州、東海地方などで大雨となる恐れがあるとして、土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水・氾濫に警戒を呼びかけている。
山口県下関市と美祢市、福岡県築上町では30日夜から1日未明にかけて雨雲が急激に発達し、1時間に約100ミリの猛烈な雨が降ったとみられ、気象庁は記録的短時間大雨情報を相次いで発表した。
大分県などによると30日午後11時50分ごろ、同県由布市湯布院町川西で「土砂災害が起きている」と、停電の対応に来た電力会社関係者が市に連絡した。住宅1棟が土砂に流され、住人の男性(70)と連絡が取れなくなっており、消防などは天候が落ち着き次第、捜索する方針。
山口県山陽小野田市では市内を流れる桜川と随光川が氾濫。市は1日午前1時、流域周辺の1513世帯に5段階の警戒レベルで最も高い「緊急安全確保」を出し、避難を呼びかけた。市によると、人的被害の情報はない。
福岡県岡垣町波津では1日午前6時ごろに平屋の住宅が全壊。住人の女性(90)が取り残されたが、約1時間20分後に消防に救助された。命に別条はないとみられる。
気象庁によると、1日は梅雨前線が西日本から北日本を南下する見込みで、前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込むため西日本から東日本の広い範囲で大気の状態が非常に不安定になる。2日午前6時までの24時間に予想される雨量は多い所で、九州北部と南部200ミリ▽東海180ミリ▽近畿150ミリ▽関東甲信、四国120ミリ▽北陸100ミリ▽中国地方60ミリ。【添島香苗、神山恵、竹林静】
【大雨情報】九州南部は1時間50mm超の非常に激しい雨も/関東の広い範囲で本降りの雨 (1日12時更新)<22>
【大雨情報】2日(日)からは再び北上し九州は強雨に (1日16時更新) <23>
西日本で線状降水帯が発生 緊急安全確保も 車が流され九死に一生で恐怖(2023年7月1日)
【熱中症警戒】明日2日(日) 西日本、東日本で暑く35℃以上の所も/厳しい暑さに
2023/07/01
大雨をもたらした梅雨前線は、明日になると本州の南に離れて、活動が弱まります。中国、四国から関東、東北にかけては天気が回復して、日差しは届く見込みです。 西日本、東日本の上空1500m付近には+18~21℃の真夏の暑さをもたらす空気が流れ込み、日差しによって厳しい暑さとなります。明日午後の予想気温の分布を見ると、30℃以上の領域が大きく広がり、東海や関東の一部には35℃以上となる所があります。 最高気温は東京都心や大阪市で32℃など真夏日の所が多く、岐阜市では35℃と猛暑日の予想です。