川塵録

『インテグリティ ーコンプライアンスを超える組織論』重版出来!

コンプラを変え,会社を変え,日本を変える!

山梨の藤村式建築

2025年03月04日 | 歴史
山梨県令の藤村紫朗が甲府でたくさん建てた、西洋式の、左右対称の建物の真ん中に塔を建てる建築。

文明の威厳を示すため。


藤村式建築 - Wikipedia

藤村式建築 - Wikipedia

 


今度山梨に行ったら見てみよう。

明治の文明開化時の、建築を通じた「プロパガンダ」という文脈で紹介されていました。




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古典から学ぶ美しさ

2025年03月04日 | 古典・漢籍
【執筆原稿から抜粋】

古典から学ぶ美しさ・カッコよさ

古典から学ぶ価値観の一つが、美しさやカッコよさです。

これまで紹介してきた漢籍から、「なんだかカッコいいな」と感じていただければ嬉しいですが、そうでない方も、これから紹介する言葉に期待して下さい。

アタマ・理性・知識で考える「正しさ」のみならず、ココロ・感性・意識で感じる「美しさ」が古典の価値です。

「正しさ」は往々にして歪み、やがて色褪せます。

日本近代史でも、鎖国政策、富国強兵、皇国史観、八紘一宇、マルクス主義、終身雇用、24時間戦えますか、、など、かつて一斉を風靡した「正しい」考えでも、数十年経つと批判されるものは多いです。

正しさと異なり、「美しさ」は色褪せません。

変わらぬ「不易」と変わる「流行」のバランスを取る不易流行が大事です。その「不易」にあたるのが美しさで、「流行」にあたるのが正しさです。


古典から学ぶ「美しさ」とは

古典から学ぶ「美しさ」とは、分析的に考えると、要するに

  • 積極性(奉仕の精神)
  • 長期的な時間軸・精神的な価値観

です。

普通の人がやらないことを、奉仕の精神を発揮して敢行することに、人は美しさを感じます。

だれでも楽をしたい。だれでも逃げたい。

そういう自分の弱いココロに鑑みて、自分にはできない自己犠牲・利他の精神を発揮している人、自分の弱いココロに打ち克った勝者に、我々は憧れの気持ちとともに美しさを感じます。

また、そういう利他的な行動は、多くの場合、精神的な修養に基づいています。

俗物的な短期的な利益ではなく、精神的で長期的な価値を重視する。

そういう「目に見えない」ものに我々は崇高さと美しさを感じます。
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今日の置き手紙

2025年03月04日 | 書道
今日も痩せ我慢しましょう。

痩せ我慢の数で人生は決まります。
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非常識と無常識

2025年03月04日 | 言葉
家近良樹さんが徳川慶喜を「無常識」の人物と評価している。

非常識と無常識は違う。

非常識は、常識知らず。
無常識は、常識の枠に捉われない大人物。

ま、価値観と結果論が入った、あまり論理的ではない区別ですが。

つまり、小人物が常識外れなことをすると、非常識と非難される。
大人物が常識外れなことをすると、無常識と褒め称えられる。

だから結果論。

それでも、漢字一字で、こうも印象が異なる。
言葉に対する鋭敏さと創造性を学びました。




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魚の煮付け

2025年03月04日 | 社会・時事など
固定観念の『魚の煮付け』。

 ある女性が、魚の煮付けを作るのに、尻尾を切っていた。
 理由を問われて、「母に教わったから」。
 母に理由を訊いたら「祖母に教わったから」。
 祖母に理由を訊いたら「鍋が小さかったから」。

3世代にわたり、特に意味ない理由を、踏襲していた。
意味がない因習を、思考停止して、意味があるものと有り難がる。

「ひっかかったら、立ち止まる」ことの重要性を知らしめるエピソード。

世の中にこういう、思考停止した、「魚の煮付け」って、たくさんありそう。。。




 ※  画像はスタッフが見つけてくれたもらい画像。おってリンク貼ります。

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