川塵録

『インテグリティ ーコンプライアンスを超える組織論』重版出来!

コンプラを変え,会社を変え,日本を変える!

上機嫌は義務である

2024年04月13日 | リーダーシップ・コミュニケーション
上機嫌は義務である。

アラン『幸福論』の有名な考え。

上機嫌になる理由があるから上機嫌になるんじゃない。
理屈なく、いつでも、上機嫌であれ。それは人としての義務である。

だからアランは言う:

 悲観主義は気分であり
 楽観主義は意思である

と。

 礼儀作法は外見の幸福である

とも言っている。上機嫌は義務であり、礼儀作法でもある、ってこと。

私も、以下2点で、上機嫌になる義務を意識している:

1 自宅に帰るとき

 テンション低く、疲れていても、「あっはっは、ただいまぁー!」と大声で「ただいま」を言う。

 普通の「ただいま〜」とは言わない。
 「あっはっは、ただいまぁー!」
 と言う。

 二言挨拶の一種ですね。
 
 無理して、痩せ我慢して、ハイテンションで帰宅する。自宅玄関の1メートル前で、家族のために、ハイテンションに切り替える。

2 事務所に戻るとき

 裁判とかを終えて事務所に戻るとき。
 会議を終えてオフィスに入るとき。
 「中山戻りました〜」とややハイテンションで言う。
 無言でオフィスに戻ったりしない。
 ハイテンションをスタッフに伝播させるように言う。痩せ我慢して。

ーーーーーー

こうして考えると、「上機嫌でいる」ってのは、意思に基づく痩せ我慢なのだと気づく。

別な言葉で言えば、「周りに対するリスペクト」ですね。上機嫌っていうのは。

周りを明るくしよう、周りを幸せにしよう、独りよがりじゃダメだ、周りのおかげで自分がいる、っていう感謝の気持ちがあれば、アランが言うとおり、上機嫌でいようって気持ちになる。

上機嫌は義務。

痩せ我慢で、上機嫌に。

それが礼儀作法です。


 
今読んでいるのは以下の本。

齋藤孝さんは、33歳まで無収入だった。でも挫けずに頑張ったから今がある。

 
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