今年を漢字で表すと、災に決まった。今年は大規模な自然災害が多かった。西日本豪雨、北海道地震等、日本人の生活を破壊した。しかし、自然災害は日本にとって特別な事ではない。過去、自然災害のない年などなかったのだ。日本は自然災害のデパート国だ。すべての災害がそろっている。終わりがないのだ。常に現在進行中だ。今、この瞬間にも大地震が起こるかもしれない。地球は非常に若い星だ。災害というより、自然災害は地球の生理なのだ。過去も現在も未来も自然災害は起こるだろう。日本人はすぐに忘れる。つらい経験は忘れたいだろうが、災害から学ばなければならない。自然は、人間の存在などまったく無視している。どんなに科学が進歩したところで、人間が自然をコントロールできる事はない。人間に不可能はないなんていう人間は傲慢だ。不可能な事ばかりではないか。確かに、人間は不可能を可能にしてきた。しかし、可能にした分野は0.1%以下だ。のぼせてはいけない。人間は神ではない。我々は大自然の中で生かされてるのだ。生きてるのではない。太陽が輝き、水が豊富にあり、空気があり、無数の生物がいる星で生かされてるのだ。地球を作った大きな力に対して人間は、敬意を持たなければならない。神の力というべきか。最近の人間は自然を敬うところか、自然を暴力的にあつかってる。森林を破壊し、二酸化炭素を大量に排出し、海に大量のごみを放棄している。欲望ばかりが肥大し、自然を敬ない人間に対して、自然は怒ってるのかもしれない。日本だけでなく、世界中で大規模な自然災害が起きるだろう。自然を破壊する人間に対して、自然は報復するだろう。人間が作り出した科学技術など、自然の破壊力には太刀打ちできないのだ。反省なく自然破壊し続ける人間には、自然は大きい罰を与えるだろう。与え始めてる。今年も後、わずかになったが、日本を大自然災害が襲うかもしれない。油断はできない。そもそも、こよみなど人間が作り出した虚構だ。宇宙137億年、地球46億年の流れに人間の存在もあるのだ。とてつもない時間の流れからすると、人間的時間は微々たるもんだ。一秒にもならない。存在も微々たるもんだ。人間よ!のぼせるな。人間は永遠に自然から支配される存在だ。自然は人間にとって神なのだ。人間が神を超える事はない。人間は永遠に人間だ。