今、ニューヨークの国連で気候行動サミットが行われてる。世界は、最近気候が劇的に変わりつつある事に危機感を持ってる。二酸化炭素による温室効果は気温を上げてるのだろう。産業革命以後、確実に地球の二酸化炭素の濃度はあがってる。二酸化炭素を増やすのは、石炭や石油などの化石燃料を人間が大量に使用した事によるのだ。今、何もしないなら今世紀末には海面は1mも上昇し、気温も4度もあがると予想されてる。今の地球の平均温度は15度ぐらいだ。1度、2度ぐらい上がったって、影響はないと考えるのはあまりにも軽率だ。平均温度が1度あがったら、大きく自然は変わるのだ。研究機関で多少の違いはあるが、確実に地球の気温はあがってる。地球の自然、生態が危機的に破壊されてしまう。すべての生物、人間も含めて生存が困難になるかもしれない。多くの生物が絶滅するかもしれない。今、対策をしっかり打たなければならない。日本から就任したばかりの小泉進次郎環境大臣が出席している。世界を驚かすような発言を期待したが、検討違いの意味不明の発言を繰り返した。具体的な数値目標を期待してたのだが、例えば2050年までに今より二酸化炭素を40%削減します、そういう発言を世界は期待してたのだ。しかし、セックシイに対策を進めると意味不明な発言に終始した。多くの日本人は、セクシイを性的な意味にとらえるだろう。欧米人ならかっこよくみたいな感じか。毎日、ステーキを食べたい発言もひんしゅくを買った。欧米では、牛飼育は環境負荷が大きいと環境保護団体から指摘されてる。牛飼育には大量の穀物を餌として使う。1kgの牛肉を生産するのに穀物を7kgを与える。餓えに苦しんでる人々が多くいるのだ。その穀物を直接人間が食べればいいのだ。アメリカの穀倉地帯の地下水の枯渇や表土流出も問題になってる。小泉の毎日、ステーキ食べたい発言は、環境保護などを、なにも考えていない証拠だ。日本の環境行政のトップなのだから言葉は選ぶべきだ。安部は出席してない。環境保護など興味ないのだ。日本では、火力発電所をガンガンと建設している。二酸化炭素の削減には消極的だ。ドイツのメルケル首相は、国連の温暖化対策に20億ユーロから40億ユーロに増額すると約束した。今回の会議で一番注目された少女がいる。16歳だから女性とは言えないであろう。スウェーデンのグレタトゥンべリだ。この女子学生の行動力には驚かされる。去年から地元で環境保護の活動を積極的にしてきた。アメリカに来るにしたって、ひとりでヨットで大西洋を横断してきたのだ。彼女の発言は、価値ある発言だ。要約すると、利益、お金のために地球環境を破壊するのをやめなさいだ。人間は快適さや、便利さを追求するのに、いかに地球環境を壊してきたかだ。夏になれば日本のほとんどの家庭で、エアコンを使用するだろう。それを稼働させるのは、電気だ。その電機はどこで、どのように生産されてるのか。日本では石炭や石油を圧倒的に燃焼させて生産されてる。自然エネルギーの活用は低い。なかなか進まない。水力、太陽光、風力、地熱等、日本には多くの自然エネルギーは潜在的に存在してるが、活用がうまく機能してない。原因はいろいろあるだろが、政治的な理由が大きいのではないか。原発は二酸化炭素の排出量は少ないが、事故を起こした時の事を考えると、積極的には進められない。環境保護は、待ったなしの時期に来ている。地球を死の星にするかの瀬戸際まで来ているのだ。台風やハリケンなどの熱帯低気圧は増々巨大化し、砂漠化は増々進行し人間を苦しめるだろう。人間が生きてゆくのに必要な水や食べ物の生産が危機的になるだろう。人間の強欲さで地球を生物のいない星にするかは、今、生きてる人間、特に、先進国の政治家や指導者の考え方や哲学による。儲かればいいのでは、すまない時代にきてるのだ。環境破壊を進める投資には、金を投入しない事だ。今や、人間は、地球にとってガンになりつつある。自覚しなければならない。このままいけば、地球は人間というガンによって死んでゆくだろう。地球が死ねば、人間も絶滅するのだ。絶滅のシグナルはすでに出ている。人間は自然に依存しなければ生きてゆけない。自然を大切にしない人間には、神は罰を与えるだろう。人間が生存を許されてる時間は少ないかもしれない。人間が絶滅の時に人間はなにを思うだろう。