25日札幌地裁で民主主義的判決が出た。2019年の参院選で安部元総理が札幌で応援演説をした。その際、見ていた聴衆から、安部やめろとか、増税反対とか、やじが飛ばされた。警備中の警官に、二人の男性が警察官に腕をつかまれて現場から離された。二人の男性は、表現の自由を侵害されたとして、北海道を訴えた。今日、3月25日、札幌地裁は、道の責任を認めて66万円の支払いを命じた。訴えた二入の男性側の完全勝利だ。安倍政権時、日本中で警察の忖度警備が行われた。安部のよいしょで有名な元TBS記者の強姦疑惑も、逮捕寸前で取り消しされた。その当時の官邸が動いたと、言われてる。この事件でも、事前に北海道警に官邸から支持がされていたかもしれない。警察は権力側の犬とはいえ、権力者に対してのやじを飛ばしただけで、やじを飛ばさないように身体的拘束したり、現場から離す行為は、やりすぎだ。権力者が身体的に傷つけられる可能性があるとかなら、身体的拘束が必要だが、やじぐらいで身体的拘束するのは、表現の自由を侵害している。今日の判決は当然だ。警察は、逮捕権、身体的拘束権を有している。過剰な乱用は、慎まなければいけない。乱用するなら、市民の政治活動を委縮させ、民主主義が破壊されてゆく。この判決を受けて北海道警察は、反省して二度と同じような過ちを犯さないようにしなければいけない。警察は権力者を守るためにあるのではない。市民を守るためにあるのだ。市民に刃を向けるような警察、警官こそ排除されなければいけない。日本中、暗い話ばかりだが、この判決は、少しばかり暗い日本を明るくしてくれた。VERYいいねだ。