レイシャル プロファイルイングの意味を理解している日本人は、ほとんどいない。そこに日本の閉鎖的な人間観、差別性を見る。わかりやすく言うと、人種、民族、宗教などを理由に警察官が職務質問をする事だ。98・5%日本生まれの日本人で構成されてる国で、外国人は、異物扱いされる。テレビにも良く外国人は出てるし、日本は外国人にやさしい民族のように思われてるが、実は非常に閉鎖的であり、差別的だ。外国人が犯罪者扱いのように職務質問がされるのは、日本では良くある事なのだ。日本にあるアメリカ大使館も自国民にレイシャル プロファイルイング情報を出している。国会でも、立憲民主党の石川議員が二ノ湯国家公安委員長に質問している。二ノ湯氏は、日本ではレイシャル プロファイルイングはないと、答弁している。いつもの答弁だ。ほとんど調べているわけではない。警察官がレイシャル プロファイルイングを理解してない。街中で外国人が歩いていたら、あやしい人間として職務質問をする事は。良くある事なのだ。薬物の売人の疑いで、窃盗するかもしれないとか、日本人ならスルーする場合でも、外国人だと疑いの目を向けてしまうのだ。日本人でも、容姿が外国人風なので、職務質問されて逮捕されたケースすらある。最初から外国人は犯罪者だという先入観で動いてる。警察官にレイシャル プロファイルイングの教育をしなければいけない。警察官だけでなく、検察官、弁護士、裁判官、入管職員、刑事司法に関わる人間すべてに教育をしなければいけない。外国人の人権を守るためには、日本政府は、レイシャル プロファイルイング教育をしなければいけない。未だ、日本は鎖国の国なのか。国境が海の国で、日本は独特の進化をする。日本の常識、世界では非常識の事もよくある事なのだ。アメリカのような多人種、他民族、多宗教の国でもレイシャル プロファイルイングは良く起こるのだ。最近、黒人男性が白人警察官に公衆の面前で、首を絞められて殺された事件があった。ブラック ライブズ マターの全米を揺るがす事件になった。日本でも、入管での外国人への暴力が多発している。入管職員の感覚は、最初からレイシャル プロファイルイングだ。外国人は害国人と思ってるようだ。日本で悪い事をする目的で来ていると疑ってる。日本では、最近、子供達に道徳教育を強化している。道徳の中でレイシャル プロファイルイング教育をするようにすればいい。外国人の人権は、守らなければいけない。日本人だって、外国に行けば特に欧米では、差別される可能性はあるのだ。そのアジア人容姿で、警察官や一般市民から差別的扱いされたらいい気分ではないであろう。日本を差別のない、いい国にしなければいけない。外国人だろうとなかろうと、すべての人間に人権は、大切なものであり、不可侵なものだ。日本の刑事司法に関わる人々よ、差別な心で捜査しないでください。すべての警察官が差別や偏見で外国人を見ているのではない。それは理解している。