私の勤めているお店は、
倉敷美観地区の倉敷川沿いにあって、
店内にいると、
美観地区のざわめきが聞こえてきます。
(大勢のお客様がいらした時は特に)
ただ、お店の奥にある喫茶のコーナーや、
二階の在庫を置いてある部屋に居ると、
通りのざわめきはほとんど聞こえなくなります。
聞こえるのは、小鳥のさえずりくらいで、
すごく静かで、落ち着きます。
なので、暇な時は私、
理由を付けて二階に上がっちゃいます。
ただ、二階に居ると、時々、
何処からか笛の音が聞こえてくるんです。
「誰の仕業なのだろう?」
と思っていたのですが、
(不快に思っているわけではありません)
最近、気が付きました。
(気付くの遅すぎ?)
おそらく、聞こえてくる笛の音は、
「ちくわ笛」の音です。
「ちくわ笛」とは、
食品のちくわに吹口を作って笛にしたもの。
近くに「ちくわ笛」の奏者で有名な方が館長をしている博物館があって、
多分、そこから「ちくわ笛」の演奏が聞こえてきてるみたいです。
(余談だけど、イシイに負けちゃダメっすよ。館長さん。
いまさら言っても詮無いけど)
小鳥のさえずりと笛の音のコラボは、
案外、乙です。