昨日の夜は、映画『レスラー』のDVDを観ていました。
かつてスパースターで人気レスラーだったランディは、過去の栄光を再び取り戻すことを夢見ながらアルバイトで生計を立てマイナーな団体でプロレスを続けている。
そんなアンディがある日、心臓発作で倒れてしまう。
心臓のバイパス手術を受け、医師からは普通の運動程度なら構わないが激しい運動はしてはいけないと言われる。
アンディは現役引退を決めるのだが……。
監督は、ダーレン・アロノフスキー。
出演者は、ミッキー・ローク、マリサ・トメイ、エヴァン・レイチェル・ウッド、マーク・マーゴリス、トッド・バリー、ウェス・スティーヴンス、アーネスト・ミラー、ロン・キリングス、ネクロ・ブッチャー、など。
現在のミッキー・ロークのことを何も知らなかったので、昔のミッキー・ロークのイメージで「ミッキー・ロークがプロレスラー役?」と驚きながら見始めました。
昔のミッキー・ロークのイメージとは違う。orz。
だけど観終わったら「ミッキー。貴方は凄いよ」となりました。
そしてプロレスラーがたとえそうであったとしてもそれはそれで凄いじゃんと思いましたよ。
そしておそらく虚構と現実はプロレスのファンも分かっていて、その上で楽しんで盛り上げてレスラー達と一緒に試合を作っている。何ともまあ粋な人達なのだろうと思いましたよ。
突っ走っちゃった男のお話。
何処かで引き返せば良かったのかもしれないけど真っ直ぐ走ってしまった、人生を決め打ちしてしまった男の物語です。
その報いと愉悦が入り混じったラストは必見です。
面白かったですよ。
お勧めです。
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