狐の日記帳

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『美亜へ贈る真珠』/梶尾真治

2020年03月28日 15時34分15秒 | 小説・本に関する日記
 昨日は、梶尾真治の短編SF小説集『美亜へ贈る真珠』を読み返していました。

 収録されているのは、「美亜へ贈る真珠」、「詩帆が去る夏」、「梨湖という虚像」、「玲子の箱宇宙」、「“ヒト"はかつて尼那を……」、「時尼に関する覚え書」、「江里の“時"の時」、「時の果の色彩」の8編です。
 時間と恋愛がテーマになっていてリリカルなお話の短編集で、旧版に「時の果の色彩」を追加した新装版です。


 梶尾真治は、短編SFの名手でリリカルなお話やドタバタコメディやゾッとするお話などバラエティに富んでいます。
 この『美亜に贈る真珠』はリリカルなお話で統一されていて、梶尾真治の作品を読むならば私はまずこの作品をお勧めします。

 面白いですよ。
 機会があったら是非読んでみてくださいませ。




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