以下の文は、アゴラ言論プラットフォームの永江 一石氏の『PCR陽性が爆増なのにどうして重症者が全く増えないのか、謎が解けた‼︎』と題した記事の転載であります。
『PCR陽性が爆増なのにどうして重症者が全く増えないのか、謎が解けた‼︎』
2020年07月17日 11:31
永江 一石
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感染拡大ダガーとマスコミや小池百合子は騒いでおりますが、グラフのようにいくらPCR陽性が増えても重症者は増えません。
こちらに書いたように東京だって高齢の陽性の人はたくさんいます。
ウイルスが弱毒化した?
罹るべき人は罹っていまは自然免疫持ってる人ばかりだからと仮説は挙げましたが、このたびその理由がはっきりしました。
罹るべき人は罹っていまは自然免疫持ってる人ばかりだからと仮説は挙げましたが、このたびその理由がはっきりしました。
しかも馬鹿みたいな理由でしたのでここで簡単にご説明申し上げます。
この謎を解けたのはこれを読んだからです。
先日、2週間経過したら重症者が増えてくるという中の人のクソ記事を掲載し、見事外れた東洋経済ですがこの記事は素晴らしい。
高橋泰(たかはし・たい)/国際医療福祉大学教授(金沢大学医学部卒、東大病院研修医、東京大学大学院医学系研究科修了。
東京大学医学博士(医療情報)。
スタンフォード大学アジア太平洋研究所、ハーバード大学公衆衛生校に留学後、1997年から現職)が西浦モデルを切って捨て、最新のファクトで新しいシミュレーションを出されました。
そもそも西浦モデルはファクトに全く基づかず、机上の空論だったわけですね。
『発表されている数字はあくまでもPCR検査で判明した「PCR陽性者判明数」であり、正確には「感染者数」ではない。
もちろん「発症者数」でもない。
特に若年者の場合、PCR陽性者が発症する可能性は低く、多くが無症状・軽微な症状で治ってしまう。
また「数十万人が死ぬ」といった予測は、新型コロナウイルスについての前提が間違っていると考えている』
わわっ。言ってくれました。
ヘルペスはこんな感じで大半の人が抗体を持ちます。
40~50歳代でのHSV-1型中和抗体保有率は89~95%です。
しかし抗体ができてもウイルスは体外へ排除されずウイルスと抗体が共存します。
つまり体内にヘルペスウイルスはずっとあるわけです。
これをヘルペスの患者というのかというと言いません。
肺炎球菌はワクチンも抗生物質もあるのに年間10万人亡くなる肺炎の原因の1/3とされ、高齢者の致死率15%という怖い病気です。
しかし1歳児の30-50%が肺炎球菌を鼻腔に保菌しており、保育施設に入園後1-2か月で保菌率は80%以上に上昇。
成人の保菌率は3-5%程度。そして飛沫感染です。
こちらも保菌していてもほとんどは発症しません。
コロナのように「無症状が高齢者にうつすと危ないから家にいろ」だと、国民全員もっと危険な肺炎球菌のために永遠に家から出られませんし、孫には一生会えません。
つまりPCR検査で体内にあるコロナの遺伝子を発見しただけで患者扱いすること自体が異様なのです。
他の病気ではしませんよね。
インフルエンザの無症状率は37.6%という調査データがあります。
無症状というのはコロナだけではなくて普通なんです。
子供が良くかかるパレコウイルスA3に至っては小児33%、成人75%が無症状なんですよ。
そして高橋先生の緻密なシミュレーションでは
『日本ではこれまでのところ、人口10万人に対し0.8人が亡くなっている。
われわれは自然免疫の存在を重視しており、それを前提としたシミュレーションでは、新型コロナウイルスが現状の性格を維持する限り、どんなに広がっても10万人中3人以上、つまり全国で3800人以上死ぬことはなさそうだというのが、結論の一つだ』
どんなに広がってもインフルエンザ程度!!!
というシミュレーション結果で、非常に納得できるまず!
現実に1000人死んでいないことからも整合性がある。
現実に1000人死んでいないことからも整合性がある。
なぜPCR陽性が爆増しているのに死者も重症者も増えないのか
ここからが本題です。
高橋先生は
高橋先生は
『まず、国民の少なくとも3割程度がすでに新型コロナの暴露を経験したとみられる。
暴露率はいろいろやってみたが、30~45%が妥当だろう。
そして、暴露した人の98%がステージ1かステージ2、すなわち無症状か風邪の症状で済む。
すなわち自然免疫までで終了する』
と、シミュレーションされています。
大事なのは『暴露した人の98%がステージ1かステージ2、すなわち無症状か風邪の症状で済む』ということ。
大事なのは『暴露した人の98%がステージ1かステージ2、すなわち無症状か風邪の症状で済む』ということ。
4月まで、PCR検査を受けた人ってどんな人でしたか?
そう「4日以上発熱が続いた人」ですよね。
そう「4日以上発熱が続いた人」ですよね。
普通の風邪では4日も熱は続きません。
つまり、いまのPCRの陽性者には検査時点で以前は含まれなかった98%の人が含まれているわけです。
昨日の日本全体のPCR陽性は622人ですが、4月ならその2%しかいない可能性がある。
つまり12人程度となります(実際にはもうちょっと多いはず。ここの計算は母数の詳細が分からないので仮です)。
これを3月に当てはめますと
3/1くらいになります。
4月には1日12人なんてなかったし…
3/1の重症者数23名!!
おお。現実の数字と近づいてきた。
繰り返すけど、いまのPCR検査対象には、4月前には検査対象にならなかった無症状や軽い風邪程度の人が大多数を占めている。
陽性率についても、4月より下がって当たり前。
だって4月には検査していなかった何の症状もない人が多く含まれてるんだもん。
実は数日前に、通ってる内科でホスト風の男子が「今日、PCR受けに来たのね。クーポン持ってきた?」と看護士に言われていたのですが、アレって東京都が無料で受けられるように出してるんですかね?
荒っぽすぎる試算ですが、PCR陽性が爆増しているのに重症が全く増えないのは、検査対象が違っているからということはおわかり頂けたと思います。
そして感染拡大といってますが、ひょっとしたら拡大もしてない可能性さえある。
4月にこのやり方で検査したら数千、数万単位の陽性が出たかもなということです。
いずれにせよ、高橋先生の最新シミュレーションでは最悪でもインフルエンザ程度ということですので、インフルエンザの防衛程度の対応はしつつ、とっとと経済回しましょう。
転載終わり。
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