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昨日の夜は、五十嵐大介の漫画『ディザインズ』の第3巻を読んでいました。
人と動物とのハイブリッドであるHA。
驚異的な身体能力と特異な感覚を持つHAは秘密裏に殺戮の場へと投入されている。
しかしHAの存在は人類の未来を変える壮大な計画に密接に絡んでいた……。
SF漫画であります。
圧倒的な画力。
でもその画力は写実的なところにあるのではなく、圧倒的なイメージを絵にしてしまうところにあるのです。
絵で物語を分からせてしまうだけでなくさらに物凄いイメージを読んでいる人に与える見事な画力です。
五十嵐大介の漫画は『魔女』を読んだことがあるのですが、『魔女』はイマジネーションの奔流のような漫画であったのに対してこの『ディザインズ』は分かりやすさが前面に出ています。
動物達はそれぞれ人とは全く違う世界の認識の仕方をしている、という考えを漫画ならではの表現方法で見事に表現していまね。
センサーが違えば世界の認識の仕方は全く違うはず。
人間が認知できることは世界の極一部であってほとんどの領域は人間は認識できない。認識できなければ考えることもできない……。
面白かったですよ。
続きが楽しみです。
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