昨日の夜は、映画『赤×ピンク』のDVDを観ていました。
東京・六本木。
夜になると廃校になったとある小学校で非合法の格闘技ショー「ガールズブラッド」が行われている。
女性恐怖症の空手家・皐月は、ある日、「ガールズブラッド」に現れた空手使いの女と闘うことになったのだが……。
居場所を失っている繊細で真摯で荒ぶる少女達が居場所を取り戻すお話です。
少女達ではなく女達のお話なのですがでも少女達のお話。
原作は、桜庭一樹の同名の小説『赤×ピンク』。
監督は、坂本浩一。
出演者は、芳賀優里亜、多田あさみ、水崎綾女、小池里奈、山口祥行、桃瀬美咲、前山剛久、杉原勇武、桜木梨奈、三田真央、西野翔、周防ゆきこ、大島遥、安田聖愛、人見早苗、榊英雄、品川祐、など。
「もしかしたらキワモノ映画かもしんない。でも桜庭一樹ファンなので観てみよう」と思ってDVDを借りてきて観てみました。
ハードルが低かった所為があるかもしれませんが、思った以上に燃える展開で吃驚しました。
原作は3パートに分かれていてそれぞれ違う人物の視点で描かれていましたが、この映画では皐月を主人公にしてまとめています。
後半部分は原作から離れていて主人公達の居場所を賭けた戦いとなっています。
それが燃える展開となっていて、「おぉ!」と驚いてしまいました。
ただ、原作を読んでいないと「?」となる部分がちらほらあったり、ツッコミどころがちらほらあったりします。
でも青春映画として私は堪能できました。
面白かったですよ。
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