収録
数日前からずっと気が重たかったのですが、その理由はこれ。政見放送の収録です。
日程の変更はきかないとあって、いろんなことが心配でした。まあ、何より自分がカメラに向かって何かしゃべり、それがテレビで放送されると考えただけでもう落ち着きません。天気が悪ければ予定した屋外での撮影はできませんし、「鼻毛も映る」ハイビジョン撮影だというし、ああもう、という感じでした。
といっても、私(群馬の小選挙区候補)が露出するのは13秒程度。しかも、中央委員会の編集次第でさらに短く、つまり、選挙区と名前を言うだけというパターンもありだとか。
いやあ、本当に気が重たかったんですよ。
待ち合わせの時間、場所にクルーが到着。スタッフは女性のディレクターOさんをはじめ、カメラさんと音声さんの3人体制。ディレクターと打ち合わせをした後、ロケ現場へ。少人数の体制ですから準備も早い。
天気はギリギリセーフ。ただ時折風が強く吹きます。一番邪魔だったのはヘリコプターの音でした。撮影現場は箕郷町の公園だったのですが、相馬ヶ原の自衛隊駐屯地から飛んで来る輸送ヘリがちょうど公園の上空を回るように飛んで行くんです。
3回程撮影したあと、カメラさんが「2回目にやったのが良かったですよ。あんな調子で。」なんてアドバイスをくださるのですが、私の方はいっぱいいっぱい。「どんな調子でしょう?」と聞き返す始末。台詞をかんだり、ど忘れして妙な間があいたり。その後もネクタイを変えて撮影したりと、全部で12~14回くらい撮影したでしょうかね。
とまあ、終始いっぱいいっぱいだったのですが、ディレクターのOさんの細やかな気遣いも、カメラさんの穏やかな笑顔も、音声さんのフォローも、とても良い感じで、良い雰囲気のなかで収録できました。と私は思ってます。スタッフの皆さんがどう思ったかは分かりませんけどね。
新鮮な体験で緊張もしましたが、スタッフのみなさん場を和ませるのが上手だったおかげで、とても楽しい時間でした。
お世話さまでした。
自分で自分の放送を見ると思うとやっぱりかなり恥ずかしいのですが...。