この年代らしからぬ血圧の高い芝居をする今回救命にゆくことになった医師を演じる女優M・M、あるいはM&M、あるいはじゃない方のまゆゆ 。女子版市原隼人と評すべきか? 今回、役では仕事の慣れと自立心から少しタガが弛み、弛んだ分居心地が良い方に患者と近く距離の取り方を間違えた結果、強烈に肘鉄を喰らい、医師として最初に受け入れられた環境が優し過ぎたこともあってより厳しい選択を自分に課していた。妊娠後期で理由もなく手がはっきりわかるくらい痙攣するってそうないんだろうね。一連の流れで主人公サクラの「乗り越えることはできない」という台詞がビシっと入った。全員は決して助けられない超人設定の無い医師だからこその言葉で、今回ミスした医師には必要な言葉だった。厳しい回だっただけにいつもキツい眼鏡が最後に激デレ対応で送り出していたりもしていた。悪い眼鏡だな。レーシックされてしまえっ! ・・・次回は助産師回。産婦人科の物語なだけに、避け難い題材となるようだ。