社長に聞きました「一番の悩みは何ですか？」

ある社長に聞きました。

「一番の悩みは何ですか？」と。
すると「売上が上がらないことです」
確かに。


今まで、いろいろな業種の事業計画を作ってきました。
事業計画は、現時点で、将来を予想する仮説みたいなものです。

経費の面では、家賃にしろ、人件費にしろ現実にわかることが多々あります。一番わからないのは、「売上」。
これの予想が難しい。
絵に描いたモチにならないようにしたいもの。

そこで、私は3つ作ることにしています。

1つは、最高にいい業績を予想したもの。
2つ目は、どんなに悪くても、この数字は行くでしょう、というもの。
最悪の売上でも、利益が出て資金が回れば問題ないわけです。


3つ目は、その中間。
3つ作ると、かなりの選択が出来ます。
3つとも、作り方（考え方）は異なります。
経営者の思想が、事業計画に織り込まれているということです。

良い経営をするための「仕組み」とは、現時点から将来を予想すること。
もうひとつは、ゴール（未来）から今を見つめること。

計画を立てるということは、進むべき地図とコンパスを持つようなことだと思うのです。

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