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不運の中でも、しあわせや安らぎを見つける

2006年05月20日 | 独り言
世の中には、不運続きで不幸な人だと思われる人が大勢います。
いま私も、そう思われているかもしれません。

家で介護をしていた母が急死。
最愛の妻も、葬儀後一週間目に乳がんで入院中。

なんて不運な人だろうと思われてもしょうがありません。
しかし、私たち家族は、いたって普通に生活しています。

現実はどうしょうも無い事実です。受け入れるしかしょうがない。

毎日不幸な気持ちで嘆き、悲しみ、不安な気持ちで過ごすのと、
「よし家族で頑張ろう!」と協力し合って生きていくのとでは、
ぜんぜん違う結果になっていくものだと思います。

娘も息子も気持ちが切り替わったみたいです。
私に対して協力的です。

昨晩は、家族3人でゲームを楽しみました。
笑顔や笑い声も出ます。
「うちは大丈夫だ!」と、不安も安心に変わりました。

ご近所の方も、おかずの差し入れをしてくれたり、暖かく見守ってくれる。

人は、一人では生きていけません。
こんな私たちに積極的に接してくれる友人がいます。
感謝です。


会社が破綻し、借金のかたに家が取られ自己破産した人も知っています。
でも、その人も別の人生を歩みしっかり生きています。

自分に振り掛かる不幸や災難をどのように受け止めるか。
もうだめだと死を選ぶ人。
「よし、また頑張るか!」と夢を持って生きて行くのか。
この違いで、数年後はぜんぜん違う結果になるものです。

その違いはどこにあるのか。
「諦めない」とか「頑張る!」とかだけではなく、「感謝」することが大事だと思いました。

「感謝」は全ての宗教や思想を超えた素晴らしい態度だと思います。
「感謝」は常に前向きな気持ちを起こしてくれます。
次の行動に駆り立てる、チャレンジの原動力です。

亡くなった母にも、介護で頑張った妻にも、感謝の気持ちです。
そして子供にも。

お葬式に来てくれた人、昨日妻の面会に来てくれた人。
皆さん、優しい。

ありがとうございます 
コメント (2)
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