野に撃沈2

多摩地区在住の中年日帰り放浪者。(k10D→k7→k30→)k‐5Ⅱsを忍ばせ、人気のない野山や公園、路地裏を彷徨い歩く

東京夜景6~東京ドーム周辺

2010-12-18 | イルミネーション
 水道橋の駅に降り立ったのは、午後7時を過ぎた辺り。風はないものの、夜気が寒さを増してきている。平日なのに相変わらずの人だかりだ。ドームで何かのコンサートが開かれているのか、それとも終わったばかりなのか、行きかう若者たちの姿も何時に増して多い。






 もう既にチリチリになったカエデがライトアップされているドーム横をすり抜け、ラクーアに向かった。。階段を登り、小さな橋を渡るとラクーアだ。ミルキーウェイ(銀河)と名付けられた光の通路が、短い時間に忙しなく変色を繰り返している。









 ラクーア広場にやってきた。以前より電飾が増えているようだ。



 ステラ、LED16万球直径6m



 テトラ、LED5万球高さ3m。いずれも僅かの間に次々と色を変えていく。




 中でも一際目立つのが光のマンダラギャラクシードームだ。直径12m、高さ10mでLED15万球、音楽に合わせて光輝くオブジェだ。ラクーアの電飾は四国の阿南市との提携で実現し、2007年から始められるようになって今年で4回目となる。






 一晩で5回「ギャラクシーファンタジア」という電飾と音楽のショーが行われている。だれでも無料で、電気仕掛けの動く、光の曼荼羅を見ることができる。



 デジタルクロス加工で撮ってみた。






 メリーゴーランドはさすがにこの時間では子供たちの姿はなく、人を乗せないままゆっくりと旋回を続けている。



 その脇で突然、噴水と光のショーが始まった。









 色の変化もさることながら、噴水の基部が動く仕組みになっているようで、着色された水が、なまめかしく揺れ動いて、まるで命を吹き込まれ、ダンスを踊っているように見える。 






 今回初めて見た「グリーンスフィア」。LED水耕栽培のオブジェだが、実際にレタスやハーブを栽培していて、訪れた人にプレゼントもしている。大きさは直径12m、高さ6mで中に入って見ることも出来た。





 緑色の優しい光を見ているとやはり心が安らぐ。



 ラクーアゲートを引き返してアトラクションの多いゾーンに向かった。

 右下の青いオブジェクリスタルビラーは太陽光のみで点灯しているエコ電飾だそうだ。








 このド派手な光の帆船は「エルビス号」。「Over the rainbow」にのせて、虹色に光輝くショーが17時半から一時間ごと3分間、6回行われているそうだ。私が行った時は終わったばかりで、更に一時間待つのは断念した。






 この慎ましさなど一欠けらもない、派手派手な演出もこうまで徹底すると逆に清々しく崇高ささえ覚える。俗を突き抜けてしまえば、アートに昇華するっていうことなのだろうか。






 デジタルクロス加工を加えてみた。




 全てを見ることはできなかったが、これだけ盛りだくさんの電飾を見せられては撃沈度は当然最高ランクの5を進呈せざるを得ないだろう。



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