平成27年10月27日(火)晴、一時曇
昨日の疲れか予定より遅く6時過ぎに起床する。今日も雲一つない絶好の天気だ。
部屋の窓から見る朝焼けのスキーゲレンデが印象的でした。
*

*
朝食は昨夕と同じレストラン『清津』でバイキングスタイル。小生は和食中心、そうめんがあったの
で、思わず手を出す。
*
8時にホテルを出発したバスは、越後湯沢の街を北上し『レストハウス越後』で昼食のお弁当を積み込む。
*

*
ここは山古志村の『錦鯉ランド』となっており、多くの錦鯉が見られるようになっている。
*

*
石打 I .C から上越道を利用して小出 I . C で一般道へ降りる。車窓右手には八海山が紫に煙っている。
午後にはここへ来ることになっている。
静かな山間の道を進み、やがて『奥只見シルバーライン』へ入る。この道路は全長 22kmのうち
トンネルが 18kmもあり、トンネルの一部は素堀のままで大型車の擦れ違いがやっとという狭い箇所もあ
る。このトンネルも3回目の体験だ。
*
10時過ぎ奥只見湖駐車場に到着。遊覧船の乗船場まで行くには坂道を登らなくてはならないが、幸い
にも『スロープカー』なる乗り物があったので、それを利用する。
*

*
快晴の空から照り付ける太陽も、ここではかえって心地良く感じる。ダム周辺の木には〈コガラ〉などの小
鳥が飛び回っている。ここの紅葉も最盛期を過ぎているが、所々に名残の姿が見えている。
*

*
乗船場では長い待ち行列ができており、我々は30分余り待つことになる。その間、何回か乗客を乗せた
遊覧船が来て、待っていたお客を乗せて直ぐに出航して行く。逆光でキラキラ光る湖面が美しい。
*

*
11時、我々を乗せた『おぜ号』(19t、定員150名)が出航する。
始めは船内前方の座席に座っていたが、窓越しでの景色は如何にも小さく、途中から後部デッキへ出る
所々に見える名残の紅葉が漸く我々を楽しませてくれる。
右手前方にはゴツゴツした山頂が目立つ日本二百名山の一つ『荒沢岳』1.968m が見えてくる。
*

*
やがて船の前方遠くに、かって登った日本百名山のなだらかな山容の『平ヶ岳』2,141m が見えてくる。
あれは平成7年9月のことだった。台風の影響で途中から雨風が強くなり、山頂からの景色は何も見え
なかった残念な登山だった。
*

*
船は『十二山神社』のある岬から、右手の銀山平コースへと入る。
『十二山神社』はダム建設に伴い移築し、虚空蔵菩薩を祀る山の神様で、船でしか参拝できない神社と
のこと。
*

*
銀山平へのコースに入ると間もなく、奥只見へ向かう『外輪船ファンタジア号』が見えてくる。
この船は18世紀のアメリカミシシッピー川の、貨客船をモチーフにしたもので、3階建て149t、
定員300名の遊覧船とのこと。満員の乗客を乗せている。
*

*
荒沢岳の威容が近くなり、銀山平の船着場に到着。40分ほどの奥只見湖の遊覧が終わる。
*

*

*
銀山平の駐車場で待ち受けていたバスに乗り、次の目的地『八海山』ヘ向かう。
この車中で昼食のお弁当を食べる。注文した《カニ弁》は、小さなカニの鋏が一つと少々寂しい内容で
した。
*
1時間半ほどで八海山ロープウエイの山麓駅(標高 376m)に着く頃には、快晴の空に次第に雲が多くな
ってきた。
*

*
ロープウエイは定員 81人、全長 2,217m で約7分で山頂駅(1,147m)に到着する。
ここの紅葉も最盛期は過ぎているようで、中腹以下に僅かに色付いた樹々が見られる程度だ。
*
『八海山』1,778m は日本二百名山の一つで、峰続きの『中の岳』2,085m 日本二百名山、『越後駒ヶ岳』
2,003m の日本百名山 とともに『越後三山』としてその名が知られています。
険しい岩峰からなる山頂部の八ッ峰がこの山の象徴と云われています。
小生は日本百名山の『越後駒ヶ岳』を平成4年7月に登頂している。
*
山頂駅を降りると、目の前に展望デッキができており、そこの椅子に座って眼下の景観を楽しむ多くの
人たちが見える。
我々も係の方の説明を聞きながらしばし展望を楽しむ。生憎と上空の雲が広がってきて遠望が霞んでき
たのが残念だ。
右手遠く日本海、左へ米山、中程に『妙高山 』2,446m 日本百名山(平成6年7月登頂)や『黒姫山』が薄
く煙って見えている。
*

*
山頂駅の前には山頂駅の周辺地図と八海山登山の案内図がある。左手には展望台への坂道があり、多く
の人が登って行くのが見える。
久し振りの坂道に少々躊躇しましたが、細いロープを頼りにゆっくり登ることに……。
*

*
ところが登ってガッカリ ! 肝心の八海山が、前方の避難小屋があるピークのため、山頂部分の一部しか見
えないのです。
その避難小屋の裏手には、八海山遥拝所があるとことですが、この展望台からは見ることができません
*

*
仕方なく八海山の前面と、後方の見える部分を一回り眺めることにしました。
狭い展望台には次々と観光客が登って来るので、まともに身動きができなくなるほどでした。
*

*
展望台の狭い階段をやっとのことで下へ降り、その後は時間の許す限り展望デッキでゆっくりと過すこ
とにしました。
集合時間を見計らってロープウエイで山麓駅に降り、ガイドさんお勧めの『八海山の冷水』をペットボ
トルに入れて、八海山を後にしました。
*

*
『八海山の冷水』は、八海山の雄大な自然の中で蓄えられた、身体にやさしい超軟水の湧き水で、夏で
も8℃と冷たい喉越しの良い水という。
*
バスは越後湯沢駅へと向かいましたが、途中『魚野の里』で越後名物のショッピング・タイムとなりま
した。
*

*
これで今回のツアーは終了し、17時過ぎに越後湯沢駅に到着しました。
*

*
予定の列車までには時間がありましたので、駅構内でのショッピングの後、元祖へぎそば処『小嶋屋』
で夕食を採ることにしました。
勿論注文は『へぎそば』と『天ぷら』で、喉越しの良いそばを堪能しました。
*

*
8.00.ホテル発(バス)→ 8.40.レストハウス越後 8.50. → 10.10.奥只見湖駐車場 … スロープカー山麓駅 →
スロープカー山頂駅 … 11.00.奥只見湖遊覧船(おぜ号)→ 11.40.銀山平乗船場12.20.(バス)→
13.50.八海山ロープウエー山麓駅 → 山頂駅 … 展望台 … 展望デッキ … 山頂駅 → 山麓駅 15.40.(バス)
→ 16.20.魚野の里 16.55. → 越後湯沢駅 … 小島屋(夕食)… 19.00.(Maxとき342号)→ 20.06.上野駅
昨日の疲れか予定より遅く6時過ぎに起床する。今日も雲一つない絶好の天気だ。
部屋の窓から見る朝焼けのスキーゲレンデが印象的でした。
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朝食は昨夕と同じレストラン『清津』でバイキングスタイル。小生は和食中心、そうめんがあったの
で、思わず手を出す。
*
8時にホテルを出発したバスは、越後湯沢の街を北上し『レストハウス越後』で昼食のお弁当を積み込む。
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ここは山古志村の『錦鯉ランド』となっており、多くの錦鯉が見られるようになっている。
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石打 I .C から上越道を利用して小出 I . C で一般道へ降りる。車窓右手には八海山が紫に煙っている。
午後にはここへ来ることになっている。
静かな山間の道を進み、やがて『奥只見シルバーライン』へ入る。この道路は全長 22kmのうち
トンネルが 18kmもあり、トンネルの一部は素堀のままで大型車の擦れ違いがやっとという狭い箇所もあ
る。このトンネルも3回目の体験だ。
*
10時過ぎ奥只見湖駐車場に到着。遊覧船の乗船場まで行くには坂道を登らなくてはならないが、幸い
にも『スロープカー』なる乗り物があったので、それを利用する。
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快晴の空から照り付ける太陽も、ここではかえって心地良く感じる。ダム周辺の木には〈コガラ〉などの小
鳥が飛び回っている。ここの紅葉も最盛期を過ぎているが、所々に名残の姿が見えている。
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*
乗船場では長い待ち行列ができており、我々は30分余り待つことになる。その間、何回か乗客を乗せた
遊覧船が来て、待っていたお客を乗せて直ぐに出航して行く。逆光でキラキラ光る湖面が美しい。
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*
11時、我々を乗せた『おぜ号』(19t、定員150名)が出航する。
始めは船内前方の座席に座っていたが、窓越しでの景色は如何にも小さく、途中から後部デッキへ出る
所々に見える名残の紅葉が漸く我々を楽しませてくれる。
右手前方にはゴツゴツした山頂が目立つ日本二百名山の一つ『荒沢岳』1.968m が見えてくる。
*


*
やがて船の前方遠くに、かって登った日本百名山のなだらかな山容の『平ヶ岳』2,141m が見えてくる。
あれは平成7年9月のことだった。台風の影響で途中から雨風が強くなり、山頂からの景色は何も見え
なかった残念な登山だった。
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船は『十二山神社』のある岬から、右手の銀山平コースへと入る。
『十二山神社』はダム建設に伴い移築し、虚空蔵菩薩を祀る山の神様で、船でしか参拝できない神社と
のこと。
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銀山平へのコースに入ると間もなく、奥只見へ向かう『外輪船ファンタジア号』が見えてくる。
この船は18世紀のアメリカミシシッピー川の、貨客船をモチーフにしたもので、3階建て149t、
定員300名の遊覧船とのこと。満員の乗客を乗せている。
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荒沢岳の威容が近くなり、銀山平の船着場に到着。40分ほどの奥只見湖の遊覧が終わる。
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銀山平の駐車場で待ち受けていたバスに乗り、次の目的地『八海山』ヘ向かう。
この車中で昼食のお弁当を食べる。注文した《カニ弁》は、小さなカニの鋏が一つと少々寂しい内容で
した。
*
1時間半ほどで八海山ロープウエイの山麓駅(標高 376m)に着く頃には、快晴の空に次第に雲が多くな
ってきた。
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ロープウエイは定員 81人、全長 2,217m で約7分で山頂駅(1,147m)に到着する。
ここの紅葉も最盛期は過ぎているようで、中腹以下に僅かに色付いた樹々が見られる程度だ。
*
『八海山』1,778m は日本二百名山の一つで、峰続きの『中の岳』2,085m 日本二百名山、『越後駒ヶ岳』
2,003m の日本百名山 とともに『越後三山』としてその名が知られています。
険しい岩峰からなる山頂部の八ッ峰がこの山の象徴と云われています。
小生は日本百名山の『越後駒ヶ岳』を平成4年7月に登頂している。
*
山頂駅を降りると、目の前に展望デッキができており、そこの椅子に座って眼下の景観を楽しむ多くの
人たちが見える。
我々も係の方の説明を聞きながらしばし展望を楽しむ。生憎と上空の雲が広がってきて遠望が霞んでき
たのが残念だ。
右手遠く日本海、左へ米山、中程に『妙高山 』2,446m 日本百名山(平成6年7月登頂)や『黒姫山』が薄
く煙って見えている。
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山頂駅の前には山頂駅の周辺地図と八海山登山の案内図がある。左手には展望台への坂道があり、多く
の人が登って行くのが見える。
久し振りの坂道に少々躊躇しましたが、細いロープを頼りにゆっくり登ることに……。
*


*
ところが登ってガッカリ ! 肝心の八海山が、前方の避難小屋があるピークのため、山頂部分の一部しか見
えないのです。
その避難小屋の裏手には、八海山遥拝所があるとことですが、この展望台からは見ることができません
*


*
仕方なく八海山の前面と、後方の見える部分を一回り眺めることにしました。
狭い展望台には次々と観光客が登って来るので、まともに身動きができなくなるほどでした。
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*
展望台の狭い階段をやっとのことで下へ降り、その後は時間の許す限り展望デッキでゆっくりと過すこ
とにしました。
集合時間を見計らってロープウエイで山麓駅に降り、ガイドさんお勧めの『八海山の冷水』をペットボ
トルに入れて、八海山を後にしました。
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『八海山の冷水』は、八海山の雄大な自然の中で蓄えられた、身体にやさしい超軟水の湧き水で、夏で
も8℃と冷たい喉越しの良い水という。
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バスは越後湯沢駅へと向かいましたが、途中『魚野の里』で越後名物のショッピング・タイムとなりま
した。
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これで今回のツアーは終了し、17時過ぎに越後湯沢駅に到着しました。
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予定の列車までには時間がありましたので、駅構内でのショッピングの後、元祖へぎそば処『小嶋屋』
で夕食を採ることにしました。
勿論注文は『へぎそば』と『天ぷら』で、喉越しの良いそばを堪能しました。
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8.00.ホテル発(バス)→ 8.40.レストハウス越後 8.50. → 10.10.奥只見湖駐車場 … スロープカー山麓駅 →
スロープカー山頂駅 … 11.00.奥只見湖遊覧船(おぜ号)→ 11.40.銀山平乗船場12.20.(バス)→
13.50.八海山ロープウエー山麓駅 → 山頂駅 … 展望台 … 展望デッキ … 山頂駅 → 山麓駅 15.40.(バス)
→ 16.20.魚野の里 16.55. → 越後湯沢駅 … 小島屋(夕食)… 19.00.(Maxとき342号)→ 20.06.上野駅