nemo 折々の自然

折に触れて観察した自然などの記録

五月の庭

2023-05-04 11:16:47 | 日記・エッセイ・コラム

令和5年5月3日(水)

・ヒメヒオウギ 

 今年になって庭の隅に気がついた花があり、調べると『ヒメヒオウギ』と分かりました。

 野鳥の落とし物に含まれていたのでしょうか、我が家では何もしておらず、嬉しい贈り物になりました

      

 ヒメヒオウギは「姫檜扇」と書き、小型で可憐な姿が魅力です。ヒメヒオウギは半耐寒性の秋植え球根で、夏は休眠します。

 日本へは大正期に入り、観賞用に栽培されてきました。暖地では、こぼれダネで自然にふえるほど丈夫です。

 茎葉は細く、草姿10〜30cmが小さいわりには比較的大きな花が咲きます。花径は2.5cmくらい、1輪の花は3~4日開いています。

 成長も早く、秋にタネをまくと翌春には開花するほどです。

 最も一般的な基本種はラクサFreesia laxa)で、朱赤の花を咲かせます。【植物図鑑】より

 

・ナミアゲハ 

 ナミアゲハ(並揚羽、学名:Papilio xuthus)は、チョウ目アゲハチョウ科に分類されるチョウの一種。

 日本では人家の周辺でよく見られるなじみ深いチョウである。

    ナミアゲハをはじめとするアゲハチョウ属Papilio の多くは、ミカン科植物を幼虫の食草としている。

 交尾が終わったメスの成虫はミカン、カラタチ、サンショウなどのミカン科植物にやってきて、羽ばたきながら新芽に止まって腹部を曲げ、葉の上に一粒ずつ産卵する。

 卵は直径1mmほどの球形をしている。最初は黄白色をしているが、中で発生が進むと黒ずんでくる。

 孵化した一齢幼虫は黒褐色で体表に多くの突起があり、毛虫のような形をしている。孵化した幼虫は一休みした後に自分が入っていた卵の殻を食べ、その後に食草を食べ始める。

 一齢幼虫が脱皮して二齢幼虫になると、毛が少なくなりイモムシ形となる。  【Wikipediaより

     *

 我が家では、令和3年に友人から分けてもらった幼虫を育てて、夏至の日に巣立つまで世話をしたこともあってか、その後毎年飛来するようになり、今年も柑橘類の葉に産卵し、

 幼虫のいるところを見つけました。昨年と同じように自然に任せて観察したいと思っています。

        

 一齢幼虫が脱皮して二齢幼虫になると、毛が少なくなりイモムシ形となる。

 また、黒褐色の地に白色の帯模様が入る独特の体色に変化する。目立つ体色のようだが、これは鳥の糞に似せた保護色で、敵の目をあざむいていると考えられる。

 以後四齢幼虫まではこの体色のままで成長する。4回目の脱皮をすると体長5cmほどの五齢幼虫となるが、これが終齢幼虫である。

 五齢幼虫は今までの鳥の糞模様から緑色のイモムシへ変わり、胸部に黒と白の目玉模様ができ、小さな緑色の蛇のような風貌となる。

 五齢幼虫になると一気に成長し大きくなる。  【Wikipediaより

     *

 その後6日になって、二、三の五齢幼虫になっているのを見つけました。

       

 まもなく蛹になり、飛び立つことになるようです。

 

・ニオイバンマツリ   

      

 ニオイバンマツリ(匂蕃茉莉、学名:Brunfelsia latifolia)は、ナス科ブルンフェルシア属の常緑広葉樹の低木で、熱帯アメリカ原産

 日本には明治時代末期に渡来し観賞用に栽培され、「ブルンフェルシア」という名でも流通している

 初夏から夏にかけて(7 - 8月)花が咲く。花は直径4cmの漏斗状の花弁で5弁に開く。花は咲き始め濃い紫色で、次に薄い紫色、2日ほどで最後は白色になり、

 1本の木で2色咲いているように見える。強い芳香がある

 葉は互生し、長さ5-10cmの広楕円形で、革質で光沢があり、葉裏には毛がある。   【Wikipedia】より

 

・シンビジュウム

 米寿の祝いに頂いた「シンビジュウム」ですが、今年で5年めになりますが毎年のように咲いて、楽しませてくれています。

 今年の3月から撮った写真を載せてみます。左りから3月31日、4月5日、4月8日のものです。

     

 シンビジウムは、東南アジアやオーストラリアに自生する原種をかけあわせて作られたランの仲間です。

 カトレア、パフィオペディルム、デンドロビウムとともに4大洋ランといわれています。 

 草丈30~80cmに生長し、寒さに強く、凍らなければ枯れません。大型、中型、小型があり、花色のバリエーションも豊富です。

 日本にはじめて紹介された洋ランで、1859年にトーマス・グラバーによって持ち込まれました。

 その後、盛んに品種改良が行われ、今も胡蝶蘭の次に生産量が多い、人気の花です。

 学名は、ギリシア語で舟を意味する「kymbes」と、形を意味する「edios」が語源で、リップ(くちびる状の花びら)の形が船底の形に似ていることに由来します。

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令和4年 庭の花2

2022-04-17 15:49:29 | 日記・エッセイ・コラム

令和4年4月17日(日)

 今年も「モッコウバラ」が咲き始めました。まだ時期が早かったようですが撮ってみました。

      

 モッコウバラ木香茨木香薔薇、学名:Rosa banksiae)は、中国原産のバラ。バラ亜科。

 常緑つる性低木。枝には棘がないため扱いやすい。開花期は初夏で一期性。花は白か淡い黄色で、それぞれ一重咲と八重咲があり、直径2-3cmの小さな花を咲かせる。

 黄花の一重や白花には芳香はある。一般的にモッコウバラといった場合には、黄色の八重咲を指す。  【Wikipedia】より

     *

 次の「ブルーベリー」は、逆に時期が遅かったようで花が盛りを過ぎてしまいました。毎年秋になる実を楽しんでいます。

     

 ブルーベリー(英: blueberry)は、ツツジ科スノキ属シアノコカス節に分類される北アメリカ原産の低木果樹の総称である。

 落葉または半常緑性であり、寒い地方では冬季に葉を落とすが、温暖な地では葉が残る。葉は紅葉して美しい。

 栽培品種の成木の樹高は1.5-3m。春に白またはピンク色のドウタンツツジに似た釣鐘状の花を咲かせ、花後に0.5-1.5cmほどの青紫色の小果実が生る。

 北米大陸でのみ栽培される野生種に近い品種は数十cm程度の低木である。果実は北アメリカでは古くから食用とされてきたが、20世紀に入り果樹としての品種改良が進み、

 ハイブッシュ系、ラビットアイ系、ハーフハイブッシュ系、ローブッシュ系の交配により多くの品種が作出された。

 ブルーベリーは6系統(種・タイプ)あるが食用として重要なのは3系統(種・タイプ)である。細かい品種は数百種にも及ぶ。

     *

番外として、我が家の前の都営団地の外側に植えてある『コデマリ』が、1.5m位の大きさになっており、八分咲き程になっていましたので、撮ってみました。

      

コデマリ(小手毬、学名:Spiraea cantoniensis)とは、バラ科シモツケ属の落葉低木。別名、スズカケ。中国(中南部)原産で、日本では帰化植物。 

 落葉低木で、高さは1.5mになる。枝は細く、先は枝垂れる。葉は互生し、葉先は鋭頭で、形はひし状狭卵形になる。春に白の小花を集団で咲かせる。

 この集団は小さな手鞠のように見え、これが名前の由来となっている。日本では、よく庭木として植えられている。【Wikipedia】より

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蝶の羽化

2021-06-26 10:53:07 | 日記・エッセイ・コラム

令和3年6月21日(月)晴  夏至

ナミアゲハ

 妻が友人の庭のキンカンの木にいた蝶の幼虫に気がつき、それを育てるべく何匹かの幼虫を頂いて、育てることにしました。

 幸に我が家の庭にもキンカンの木があるので幼虫の餌もあり、またかって蝶の飼育の経験もあったので、コロナ禍による外出が難しい時期でもあり

 暇潰しにもってこいとのことで始めました。

 その羽化第一号は「ナミアゲハ」となり、夏至の日に旅立ちました。

                        

                若齢幼虫      終齢幼虫        蛹       羽化直前の蛹

         

      羽化直後の成虫(雌、表面)

 成虫の前翅長は 4 - 6 cmほどで、春に発生する個体(春型)は夏に発生する個体(夏型)よりも小さい。翅は黒地に黄白色の斑紋や線が多数入る。

 さらに後翅には水色や橙色の斑紋もあり、尾状突起の内側には橙色の円形の斑点がある。この橙色の斑点は目玉模様(眼定紋)としての役割をもち、鳥な

 どから頭を守る役割があると考えられている。ナミアゲハをはじめとするアゲハチョウ属 Papilio の多くは、ミカン科植物を幼虫の食草としている。

 日本では北海道から南西諸島まで全国に分布し、日本以外にも台湾、中国、朝鮮半島、沿海地方まで分布する。   【wikipedia】より

       *

令和3年6月26日(土)曇時々晴

クロアゲハ 1

 羽化の第二号は「クロアゲハ」でした。第一号が「ナミアゲハ」でしたので、まさか別の種類が羽化するとは思っていなかったので、驚いています。

 羽化に気づくのが遅く、飼育場所から既に飛び立っていたので、慌ててカメラに収めました。

      

 クロアゲハ(黒揚羽、学名Papilio protenor)は、チョウ目・アゲハチョウ科に分類されるチョウの一種。

 成虫の前翅長は45-70mmほどである。翅の表裏とも黒色で、裏面には後翅外縁に赤斑が並び、日本産のものには尾状突起がある。

 オスには後翅前縁に白い帯が見られる。この白い帯は時間と共に黄味をおびる。春型は夏型よりも小形で、赤斑が発達し、色もより濃い黒色をしている。

 4月から8月ごろまで年に2-4回発生する。幼虫はナミアゲハと似ているが、緑色の部分が濃く暗めである。

 幼虫の食草は、カラタチ、ユズ、サンショウ、ミヤマシキミなどの柑橘類の葉である。     【Wikipedia】より

     *

令和3年6月27日(日)曇

クロアゲハ 2

 起床すると、 昨日に続いて「クロアゲハ」が羽化していた。狭い場所で羽を動かしていたせいか、羽の一部が擦れていて薄くなっていた。

 無事に育つことをを願いつつ飛び立たした。連日のこととて嬉しい出来事になった。

          

 

      

 

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庭の花 3 

2021-06-22 15:39:04 | 日記・エッセイ・コラム

令和3年6月18日(金)

キバナセンニチコウ・ストロベリー・フィールズGomphrena haageana ‘Strawberry Fields’

 今年になって苗を買ってきて地植えした植物です。花期は5月〜11月。
 草丈は80cmほどになり、センニチコウのなかでは最も背が高くなり、明るいオレンジ赤色の花が人気で、草丈を生かして切り花にするとよいとのことです。
 センニチコウは一年草ですが、キバナセンニチコウは地下に球根をつくり、3℃程度保てば冬越しできる多年草とのことです。
 花言葉は、色あせぬ愛・不朽

        

センニチコウ(別名センニチソウ、グローブアマランス)

 名前の由来は、サルスベリ(百日紅)や、ジニア(百日草)より長く花が咲くので「千日紅」と名付けられたとのことです。

 ヒユ科センニチコウ属で高さは20〜50cm、花期は7〜10月で、熱帯アメリカ原産の一年草。茎は細く、多く分枝して茎先に丸い花をつけます。

     *

ダリア ダリーナ マキシ サリナス ・Dahlia Dalina MAXI

 和名・テンジクボタン 【キク科、 ダリア属】 【学名: Dahlia hybrid】 原産地:メキシコ、中米 ダリアダリーナマキシ

 通常のダリアに比べると、花が大きい品種です。

 キク科ダリア属の半耐寒性多年草(球根植物)で、草丈は50~80cm(地植えで越冬すると1m位に)。開花期は、春~晩秋。

 色鮮やかな八重咲きダリア、ダリーニャマキシ。世界トップクラスのダリア育種会社、ダリーナ社の品種で、花弁数が多く見栄えのする大輪八重咲花のシリーズです。

 分枝が良く枝ごとに花がつくので、たくさんの花が咲くようです。この花も今年の植え付けです。

         

ダリア(英語: dahlia、学名:Dahlia)はキク科ダリア属の多年生草本植物の総称。

 ダリアの名は、スウェーデンの植物学者でリンネの弟子であったアンデシュ・ダール (Anders Dahl) にちなむ。

 和名は、花の形がボタンに似ているため、テンジクボタン(天竺牡丹)と呼ばれた。

 開花時期は初夏〜秋。6月~7月頃の初夏が最盛期であるが、球根を植える時期と品種によっては秋の開花を望むことも可能である。

 比較的高温で乾燥した環境で育つ。

 原産地はメキシコで、18世紀にメキシコからヨーロッパスペインにもたらされ、その後オランダより日本へと渡った。

 以来、長い間をかけて品種改良が行われ、多種多様な花色・花容の品種が作り出されてきた。

 花言葉は、「華麗」「気品」「優雅」「移り気」「裏切り」「不安定」     【Wikipedia】より

     *

サンビリーバブル ブラウンアイガール・属名 Helianthus annus sunbeliavabie 'Brown eyed Girl' 

 キク科ヘリアンサス属の非耐寒性多年草(1年草扱い)で、初夏から秋まで種が付かないので連続して咲き続ける、1000輪咲きヒマワリとのことで、

 今年になって植え付けてみました。果たして1000輪も咲くのでしょうか、楽しみにしています。開花時期5月から7月で、草丈は20~50cm。

           

ヘリアンサス Helianthus

 ヒマワリ属(学名Helianthus)は、キク科の属の1つである。ラテン語で文字通り「太陽の花」を意味する。

 現在67種が知られているが、すべてきたアメリカの原産である。一年生植物または比較的短命な多年生植物。草本としては大柄で、60-350cmに達するものもある。

 直立性で、茎は分枝しないものと、上の方でよく分枝するものがある。葉は、下の方は対生、上の方では互生し、通常粗毛が生えており、刺のあるものもある。

 花も大きく、直径が30cmになるものもある。舌状花は黄色、管状花は黄色、オレンジ色・褐色などのものが多いが、栽培品種には舌状花が赤・樺色・茶色・白に近いクリーム色

 などのものがある。花言葉は、「憧れ」「崇拝」「誘惑」「快活な性格」。   【Wikipedia】より

 

 

 

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庭の花 2

2021-06-04 15:47:18 | 日記・エッセイ・コラム
令和3年6月10日(木)晴
 
ホタルブクロ
 妻の友人から頂いた花ですが、毎年咲き続けて増えてきたので、一部を鉢植えにして楽しんでいます。
    
         
 
 キキョウ科の多年草初夏に大きな釣り鐘状の花を咲かせる。
 開けたやや乾燥した草原や道ばたなどによく見られる草本で、全体に毛が生えている。根出葉は長い柄があり、葉身はハート形。匍匐枝を横に出して増殖する。
 初夏に花茎を延ばす。高さは、最大80cmくらいにまでなり、数個の釣り鐘型の花を穂状につける。花は柄があって、うつむいて咲く。
 暑さには弱い一方、日陰でもよく育つ。  花言葉は、忠実、正義。     【Wikipedia】より
     *
クロボウシ(サンシモン)
 これも妻の友人から頂いた観葉植物で、ツヤのある多肉質の黒い葉が印象的な植物です。
 調べによると、原産地はモロッコ、ポルトガル地中海性気候区で、ベンケイソウ科アエオニウム属の多年草とのことです。
 クロボウシは、アエオニウム・アルボレウム種から作出された園芸品種で、「サンシモン」「アエオニウム」とも呼ばれているそうです。
        
 
 葉は長さ5~15㎝のへら形で、茎の頂部にロゼット状に付き、一つのロゼットは径10~25㎝程度の大きさになり、50~70個の葉が密生するとのことです。

 これも増えてきたので、株分けして鉢植えなどにしています。 花言葉は、永遠、いい予感

     *

シロタエギク

 これはご近所から頂いた植物で、増えてきたので株分けしています。

        

キク科セネシオ属、別名「ダスティーミラー」で、花の名は「茎葉に白い綿毛が密生している草形」に由来しているとのこと。

花期は5〜6月、高さが50〜60cmになる多年草で、花は黄色か淡黄色で小さく、鑑賞価値は余りなく、鑑賞するのは全体が美しい銀白色になる草形とのことです。

花言葉は、あなたを支える、穏やか

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